おいしい珈琲を飲みながらゆったりとした時間を過ごしたいときってありますよね。
そんな思いに応えてくれる喫茶店があります。
国分寺駅から徒歩5分のところにある「胡桃堂喫茶店」は、時間と手間をかけて作り上げた居心地の良い空間が広がっています。
今回は、そんなステキな空間でランチをいただいてきたのでご紹介いたします。
レトロな外観の一軒家
JR国分寺駅北口から徒歩約5分。2階建てのレトロな建物が目に入ります。
「カフェ」ではなく「喫茶店」と呼ぶのがぴったりの外観です。
店舗前にはくるみの木がありました。この木は、お店でたかおゆうこさんという方の絵本「くるみのなかには」のイベントを開催した際にいただいたものだそうです。
お店のシンボルツリーになっていてステキですよね。
実はこの木は「くるみのなかには」を制作するにあたり、芽を出すところから育てた木。またそのくるみは、胡桃堂喫茶店が長くお世話になっている「サンファームとうみ」さんのものとのことです。
くるみから繋がっていくご縁を感じました。
ドアを開けると雰囲気のある空間が広がっています。
店内は入って右手がレジと厨房。左手には胡桃堂書店があります。中央には6名掛けのテーブルがありました。
照明の雰囲気もステキです。テーブルの色や質感、オレンジがかった控えめな照明など、独特の世界観が感じられます。
厨房もレトロでおしゃれな感じです。
2階へと続く階段
2階へと続く階段には大きな本棚があり、この日はくるみ祭り開催中ということでくるみに関連した本が並んでいました。本棚の内容は時期によって変わるそうですよ。
階段の途中にも本棚が置いてあったり、アンティークな家具があります。
2階にはどのような空間が広がっているのか期待が高まりますね。
こちらが2階フロアーの様子です。2階は1階よりも広い空間で、こだわりのテーブルが並べられています。窓際の席も人気がありそうです。
この日、私が来店した12時半頃はほぼ満席の状態でした。
くるみへのこだわり
店名からもわかるように、くるみにこだわりのあるお店です。
オーナーがくるみが好きということで、くるみを使ったメニューがたくさんありました。
くるみは国産のものとカリフォルニア産のものを用途によって使い分けているんだとか。
特に非加熱でいただく場合には、国産と外国産の違いがはっきりと出るんだそうですよ!オーナーのくるみへのこだわりを感じました。
お食事メニューは15時まで
胡桃堂喫茶店の珈琲は、注文を受けてから豆を挽くという本格派。ぜひ味わってほしい一杯です。
また、アイスコーヒーは水出しで一滴一滴抽出しており、珈琲本来の味を楽しめます。
もちろん珈琲以外にもお茶などの飲み物も提供しています。
お菓子は定番ものと季節ものがあります。季節に合ったお菓子が楽しめるので、季節が変わる度に訪れたくなりますよね。
こちらはお食事のメニューです(2023年12月時点)。曜日によって、くるみカレーか季節の定食が提供されています。
くるみカレーは、月・火曜日。季節の定食は、金・土・日曜日です。
この日は「くるみ祭り二〇二三」と題し、期間限定でくるみを使ったお菓子をいただくこともできました。(2023年12月27日まで)
フードメニューはオープンから15時までのため、時間帯には注意が必要です。
冬のくるみカレーを注文
ランチの時間にお邪魔したので、今回はお食事メニューから「冬のくるみカレー」を注文しました。
カレーの中にはインゲン豆、ひよこ豆、くるみ、トマトが入っています。スパイシーさも感じますが、コクがありとてもまろやかでおいしいです。このコクとまろやかさの秘訣は牛乳でペースト状にした「くるみミルク」とのことです。
辛さは控えめのため、辛い物が苦手な方もおいしく食べられると思います。豆やくるみにより、食感も楽しいカレーになっています。
カレーには、鶏のからあげ、ゆでたまご、ほうれん草のオイル和え、自家製ピクルス、季節野菜のグリルが盛り付けられていました。ライスは美唄くるみのバターライスということで、くるみをふんだんに使った見た目にも美しい一皿です。
唯一無二の空間を楽しむ
お一人でも、誰かと一緒でも、心落ち着きひと息つけるような空間「胡桃堂喫茶店」に行ってみてください。
メニューから店内のデザイン、そして接客まで「胡桃堂喫茶店」ならではの唯一無二の世界観を感じることができると思います。
胡桃堂喫茶店
住所:東京都国分寺市本町2-17-3
アクセス:JR中央線「国分寺駅」北口から徒歩約5分
電話番号:042-401-0433
営業時間:11:00-18:00(L.O. 17:30)
15:00以降は喫茶メニュー(お飲み物/お菓子)のみの提供
定休日:水曜日、木曜日