国分寺駅近くで、私が困ることの1つにお花屋さん探しがあります。
国分寺駅周辺エリアにお花屋さんは何店かありますが、駅近というと、これがなかなかないのです。
駅ビルの中に1店あり、それ以外は駅から少し離れたところにあります。
急いでいる時など、急にお花が必要になった時、国分寺駅近くで困ったら、ここです♪
こんなに駅近くなのに知る人ぞ知る?なのか、素敵なお花屋さんがあるのです。
今日ご紹介するのは、もう20年近く見かけていたのに意外と知られていないお花屋さん「国立花園国分寺店」です。
まるで隠れるようにたたずむ国立花園国分寺店
国分寺駅改札口を出て北口に向かい、すぐ左に行くと交番があります。
交番の前の道を左に進むと右手に、ドラッグストアがあり、セブンイレブンの隣のビルの角に国立花園国分寺店があります。
木や草花の緑に囲まれている素敵な外観のお花屋さんです。

店頭にはたくさんの鉢植えが置かれていて、お店全体を囲んでいます。

看板もお店同様さりげなく、木や花が主役です!と語っているようです。

草花に馴染んでいる国立花園の看板♪


やっと涼しくなってきて秋桜も季節を感じさせてくれます。

店内には色鮮やかなたくさんのお花たち♪
鉢植えなど、緑が多かった外観から店内に入ると、華やかなお花たちが迎えてくれました。

広い店内は、素敵なヨーロッパ風のインテリアと色とりどりのお花たちが調和しています。

広々とした、とても落ち着く空間の店内でゆっくりお花を見ることができます。

この広い店内で、その日はスタッフさんがお1人で働いていました。
SNSやメディア展開などにあまり積極的ではないということでしたが、お忙しい中、オーナーさんに電話をして撮影と取材の許可を取ってくれました。


店内の中心から外を見渡すとこんな感じです。

豊富なお花の種類と魅力的な価格帯
国立花園国分寺店は、様々な種類のお花が、とても手に入れやすい価格帯で販売されていました。
バラの種類や色も豊富で、あまり見たことのないお花もたくさんあって見ているだけでワクワクします。

季節のお花も取り揃えてあり、色が本当に美しくて惹かれます。
部屋の中にいるのに、お花が庭に咲いているように見えてきます。

ブーケも数多く置いてありました。

価格はとてもリーズナブルです。

訪問した日は中秋の名月だったため、お月見のブーケが多くありました。

ブーケ以外のお花も価格としては、良心的だと思います。


私が目に留まったのは、フードロスならぬフラワーロス対策のブーケの数々。
まだまだとても綺麗なバラが6本はいって600円はとても嬉しい価格です。

とても可愛らしいブーケですね♪

この白いバラのブーケは、確か価格が800円か900円だったと思います。
とても欲しかったのですが、その後の予定の都合で買えなかず、再訪した時は当然ですが、売切れてしまっていました。

素敵なインテリアも必見♪海外からの家具や調度品
国立花園国分寺店は、本店の国立店と同じようにインテリアがとても素敵です♪
店の奥に入ると大きな白いバスタブが置いてあり、驚きました。
蛇口もお洒落で店全体が海外の部屋にいるようです。

壁掛けの花器やコンクリート打ちっぱなしの壁に木のインテリアの棚もお洒落です。

お花とグリーンの中に見つけたアンティークのテーブルランプ。

カウンターの後ろの本棚は、ラッピング用のリボンなどが並べられてあります。
カウンター前の可愛らしいテーブルと椅子も素敵です♪

花器も素敵なものがたくさんありました。

外に置いてあるリヤカーも鉢植えが乗っているとこんなにお洒落になるのですね。

昔読んだ物語の秘密の花園を思い出させるお花屋さん
国立花園国分寺店は、まるで隠れるように展開されているお花屋さんという印象でした。
ふと、昔幼いころに読んだ物語「秘密の花園」を思い出し、どんなストーリーだったかな?と検索して調べてみました。
原作はイギリス生まれアメリカ育ちのバーネット女史によるもので、過去に3回映画化されていました。
1番古いもので1940年代、次に1990年代にコッポラ監督監修による作品、そして近年では2020年にシークレットガーデンとして公開されていました。
たまたま、動画配信サイトで最初に映画化された1949年の作品を観ることができました。
物語に引き込まれ、あっと言う間に見終わり、幼いころの記憶がよみがえってきて、とても懐かしく温かい気持ちになりました。

後日再訪して購入したバラのブーケです♪

お花が持つ力は本当にすごいものですね♪
部屋に1輪置くだけでも、その周りの雰囲気をがらりと変えてしまいます。
乱雑な部屋でも、お花1輪を飾るとその周りを片付けようという気持ちになったり、勇気づけられたりします。
心が疲れていたり、忙しくて余裕がない時ほど、お花1輪のパワーは効果的だと思います。

秘密の花園の物語は、開かずの庭で荒れ果てた花園に1本の水仙の芽をみつけたことから、主人公が庭を元通りにして、木や草花を生き返らせる話でした。
その結果、生き返ったのは、木や草花だけではなく、庭の主人やその息子と主人公メアリーの固く閉ざされていた心でした。
木や草花や動物たち、自然の力はやはり偉大だなと改めて感じさせてくれた物語でした。
国立花園国分寺店は、まさに国分寺の秘密の花園のような素敵なお花屋さんだと感じました♪
国立花園国分寺店
住所:東京都国分寺市本町4丁目13-9ウィスタリアK 1F
アクセス:JR中央線「国分寺駅」徒歩約3分
西武国分寺線・多摩湖線「国分寺駅」徒歩約3分
営業時間:10:00-19:00
定休日:不定休

























