サブカル好きにはたまらない!「古書まどそら堂」で古本の世界に飛び込もう

幼い子どものお世話で苦労することの1つに、寝かしつけがあります。
私自身、子どもが生まれてしばらくは寝かしつけに苦労していました。

ある時、子育て本の情報をもとに寝る前のルーティンを決めてみると、格段に寝かしつけが楽になりました。

小さい子どもはこれから何をするのかわかっていると安心するそうで、寝る前に決まった行動をすることで安心して寝られるらしいのです。

我が家では絵本を3~4冊読むのがルーティンになっています。

しかし毎日読んでいるとすぐに飽きてくるようで、けっこうな頻度で新しい絵本を買っています。
ネットで買うことが多いのですが、絵本の数が多くて選びきれないし、金銭的にも厳しいのがネックでした。
そこで、中古で絵本が買えないかと国分寺市内の古本屋さんを調べてみると、とてもステキな古本屋さん「古書まどそら堂」さんを発見しました!

さっそく絵本を買いに行ってきたので、これから紹介いたします。

アンティークアヴェニューの看板が目印

「古書まどそら堂(以下、まどそら堂)」さんは、国分寺駅南口から歩いて2分の場所にあります。
南口から出て左に曲がり、多喜窪通りをまっすぐ行くと、上の方に特徴的な看板が見えます。

この看板を左手にみながらコンクリート塀沿いに少し歩くと到着します。

こちらが「まどそら堂」さんです。

水色の淡い色使いがかわいい古本屋さんです。

入口にある川柳がいい感じ!

お店の外にも本がたくさんあります。

かわいい魚柄の本棚の向こうにちらりと中が見えています。

どんな絵本と出会えるのか楽しみです!

落ち着く古本の匂い

店内は古本特有の懐かしいような、甘い感じの匂いに包まれています。
私は古本の匂いが大好きです。
この匂いから、いつ発行されたのか、どんな状態なのかがわかるそうですよ。

さて、「まどそら堂」に入るときれいに並べられた本たちが迎えてくれます。

入口の右手には絵本用の本棚が!

かなりセンスのある展示方法ですよね。
一発で目が奪われます。

下のかごにもいろいろな絵本がつまっています。

これだけたくさんの絵本から好みの絵本を探すのは、宝探しみたいでとても楽しいです。

この日は15時ごろに行ったのですが、お客さんが少ないタイミングだったらしく、ゆっくり選べました。

サブカル系本の宝庫!

「まどそら堂」の魅力は、絵本の豊富さだけではありません。
本のジャンルが独特なのです。

怪奇小説やSF小説、オカルト系の本、さらには料理本や美術書まで実に幅広く取り扱っています。

怪人二十面相などが人気の江戸川乱歩、金田一耕助シリーズが有名な横溝正史の本がズラリ!

他にも、日本の映画史に関する本や汽車100選などマニアにはたまらない本が目白押しです。

さらにお店の奥に進んでいくと、昔懐かしい漫画雑誌が登場!

70年代のジャンプやマガジンなんてなかなか見られませんよね。
この世代の読者の方は青春時代がよみがえるかもしれません。

名作漫画もたくさんあります!

さらにかわいいブックカバーも売っているので、本と合わせて買ってもいいと思います。

いろいろ目移りして、時間を忘れて本を見ていました。

今回の戦利品

「まどそら堂」で買った絵本はこちら!

くまの表紙が特徴的な絵本は、「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールさんの絵本です。

この絵本は小さい頃私も読んだことがあります。
懐かしくて、自分の子どもにも読ませてみたいなと思って買いました。

本の値段は絵本の裏に鉛筆で書かれています。
くまさんは660円でした。
元の値段が1100円ほどなので、半分近い値段でこんなにいい本が買えるなんてうれしいです!

ちなみに、自分用の本も買いました。

浮世絵・明治時代の写真特集など、表紙に惹かれて衝動買いです。
他にもいろいろおもしろそうな本がたくさんあったので、また行こうと思います。

「まどそら堂」さんは幅広い世代の方が楽しめる古本屋さんだと思います。
小さい子どもを持つ方はもちろん、子どもの頃読んだ本にもう一度出会いたい方にもぜひ行ってほしいです。
懐かしい本に囲まれた空間は、まるで過去にタイムスリップしたような感覚になりますよ。
ノスタルジックな雰囲気の「まどそら堂」さんで、心に刺さる本を探してみてください。

古書まどそら堂
住所:東京都国分寺市南町2-18-3 国分寺マンションB1F
アクセス:JR中央線「国分寺駅」南口から徒歩2分
TEL:042-312-2079
営業時間:13:00ー19:00
定休日:火曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。