爽やかな季節、天気のいい日には、思わずお散歩に出かけたくなってしまいます。
緑が豊かな国分寺は、お散歩にうってつけ!
今回ご紹介するのは、「お鷹の道」の自然に囲まれた「おたカフェ」。散策の後にいただくお食事やスイーツのおいしさは格別です!
最寄りの西国分寺駅からの道のりはおよそ15分。探検気分で、武蔵国分寺跡へ続く気持ちのいい道を散策してみるのはいかがでしょうか?
国分寺市循環バス「ぶんバス」万葉・けやきルートを利用すれば、「史跡武蔵国分寺跡」まで楽々移動することもできますよ。
森の中の静かなカフェ
江戸時代、国分寺周辺の村々は尾張徳川家の御鷹場(おたかば)でした。お殿様が鷹狩りを楽しむための土地ということですね。鷹狩りに使われた道であることに由来して、お鷹の道と呼ばれるようになったと伝えられています。
「おたカフェ」は、この「お鷹の道遊歩道」沿いに位置しています。湧き水が流れる清らかな水路に沿って道なりに歩いて行くと、白い建物が見えてきます。

ここが史跡の駅「おたカフェ」です!

室内にはテーブル席・カウンター席・ソファー席があり、ゆったりした時間が流れています。
大きな窓から自然を愛でたい方には、吹き抜けの二階席もおすすめ。
隠れ家のような雰囲気もある、落ち着いた空間です。
木製のテラス席からも、周囲の美しい湧水や緑を堪能できるようになっていました。
一角にはワーケーションデスクも設けられていました。爽やかな環境の中なら、お仕事もはかどりそうです。

全席禁煙で、無料Wi-Fiも利用可能なのがうれしいところ。
店内の「逸品国分寺」コーナーには、国分寺の季節の味を楽しめるジャムやピクルスといった商品や、国分寺をモチーフにしたお菓子(武蔵国分寺サブレ・七重塔フィナンシェ)、そのほかにもステキな小物がたくさんならんでいます。


近くにあるおたかの道湧水園と武蔵国分寺資料館のチケットも、こちらで購入することができます。
周囲の散策の前に、一度「おたカフェ」に立ち寄るのがおすすめです。
季節のこくベジを使ったメニュー
おたカフェでは、国分寺野菜、通称こくベジをふんだんに使ったメニューが提供されています。


取材に訪れた10月には、季節のこくベジポタージュにはバターナッツかぼちゃ、こくベジジェラートにはルバーブが使われていました。
このほかにも、カレーのトッピングとしてたまねぎのアチャール、ズッキーニのクミン炒め、ラディッシュのピクルス、サラダにはにんじん、きゅうり、ケール、わさび菜などのこくベジが使われているとスタッフさんに教えていただきました。
おいしいスパイスカレー
今回は、おたカフェまるごとセットをチョイス。
「野菜と鶏肉のスープカレー」、「あめ色たまねぎのキーマカレー」、どちらもおいしそうで迷ってしまいます。
カフェのスタッフさんにお尋ねしたところ、「あめ色たまねぎのキーマカレー」はあめ色になるまで何時間もかけて炒めたたまねぎの甘さが特徴だとのこと。野菜の甘みが大好きな私は、こちらをチョイスしました。
優しいたまねぎの甘さに癒やされます。

トマトのコクがきいていて、手が止まらないおいしさ。トッピングのピクルスの爽やかさが、食欲をそそります。
オーナーさんのおひとりがスパイス料理を学んでいたそうで、カフェの開店当初からスパイスを使った料理が提供されているとのこと。
もうひとつの看板メニュー「野菜と鶏肉のスープカレー」は、ブラックペッパーとレッドペッパーがアクセントになったスパイシーなカレーなのだそうです。
本日のケーキは、キャロットケーキ。しっとりとした生地の食感と、ふわりと香るシナモンが至福の味わいです。
ドリンクには、コクテール堂のコーヒー豆を使用したコーヒーをチョイスしました。

森林浴の合間に、おたカフェのおいしいお食事とスイーツで元気をチャージしてみてはいかがでしょうか。
史跡の駅 おたカフェ
住所:東京都国分寺市西元町1-13-6
アクセス:JR中央本線・武蔵野線「西国分寺駅」より徒歩約15分
TEL:042-312-2878
営業時間:9:00-17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場:1台






















