ある冬の週末の朝、目覚めると窓の外がいつもより明るくて、カーテンを開けると、白い銀世界が広がっていました。
久しぶりに雪が降って、家の屋根や地面を白くおおった日、手も顔も北風で冷たかったのですが、雪景色に誘われて散歩したくなりました。
そして半年以上前からずっと気になっていて、でもなかなか行けなかったお店、STORY cafe&space に今日こそは行こう!と決めて家を出ました。
待ち焦がれたSTORY cafe&spaceは週末のみオープンの店♪
STORY cafe&spaceは、西武国分寺線の恋ヶ窪駅から歩いて約5分のところにあります。
改札口を出て左に行き、線路を渡ってすぐの線路沿いの道を左に入り、しばらく歩いて歩道橋の手前の道を右に曲がると左手にお店があります。

ずっと待ち焦がれていたこともあり、開店時間より早くお店に着いてしまいました。
住宅街にステキな隠れ家を発見したような気持ちになって、ワクワクします♪

前夜の雪が少し残っていて、階段の手すりにつららができていたのがうれしくてつい写真を(笑)。

無機質な印象のコンクリートの打ちっぱなしの壁と、ドアの木のぬくもり、そして照明の下の控えめなSTORYの文字のバランスがとても良くて目にとまります。

オープンしました♪

看板には季節のおススメメニューや店内の利用案内が書いてあります。
店内は禁煙、スリッパの利用で、お支払いは現金のみです。
そして、テイクアウトメニューもあり、ドリンクもスイーツもお持ち帰りOKです。

STORY cafe&spaceの営業時間は、週末の13時から18時までです。
毎月の営業日は、インスタやホームページで確認できます。
空間を大切にしている店内は時がゆっくり流れる♪
店内に入ると空間が広く感じられるレイアウトで、木のぬくもりを感じました。

入口前の床のグレーのスペースは土足オッケーで、靴を履き替えたり、テイクアウトのお客さんが立ったりする場所です。

テイクアウトのお客様は、ドアの横にあるベンチで待つことができます。
私がいる間にも男性がテイクアウト待ちでベンチに座っていました♪

入口を入ってすぐ左の窓の前には、コーヒーカップやお皿などの陶器が並べられていて販売もしていました。

その窓の前の丸テーブル席は、店内を一望できます。
椅子がそれぞれ違うかたちをしていても、違和感がまったくありません。

お店の中央には、アンティークのキャビネットが置かれていて、とても目を惹きます。

右手奥にカウンターとキッチンがあります。
テーブルは4つありました。

入ってすぐ右手には、奥のロールスクリーンの茶色が際立つスペースが。広く空間をとっていて、テーブル席は4つでした。
壁には何も飾られておらず、インテリアもシンプル。
STORY cafe&spaceは、カフェ以外に展示会などのイベントで活用することもあるからなのでしょうか、照明や空間が計算されてデザインされているように感じました。
また、以前は「からし種シアター」という劇団の活動場所だったということで、店内の雰囲気がなんとなく小劇場を連想させてくれます。
ぼんやり空間と時間を楽しんでいると、茶色の布のスクリーンから役者さんたちが飛び出してきそうです(笑)。
子どもも大人もくつろげる憩いの場所がコンセプト
私は一番乗りでしたが、私のあとにすぐに1組、そのあとも2組目3組目と雪の日だというのに(笑)続々とお客様が来店してきます。
ほほえましいカップルやご家族でお子さん連れで来ていたり、男性お1人だったり。
午後のひとときをゆったり過ごせそうな音楽が店内に響き、それぞれが週末の午後をゆっくり楽しんでいるように見えました。

本棚の本は、コーヒーの本が多く、またお子さんも来店することもあって絵本や童画もたくさん置いてありました♪

いくつもある席の中で、すみっこが好きな私は、この席が目に留まりました。
この場所にこんな風に席を設けてくれるなんて♪とてもうれしくて思わず笑顔になりました。

小劇場のようなスペースは照明の光を少しだけ暗くしていて、落ち着いた雰囲気があります。
1人でぼんやり考え事をしたり、逆に何も考えずに頭の整理をしたり、あわただしい日常から離れて、ゆっくり過ごすのに最適の場所でした。
国産米粉やきび砂糖など身体に優しい原料のスイーツ
STORY cafe&spaceのスイーツは、国産米粉、米油、きび砂糖など身体に優しい原料にこだわってつくられています。
小麦に少しアレルギーのある私にはとてもうれしいことです。
近くにある珈琲屋金木犀のオーナーさんから、黒ゴマプリンがとてもおいしいと聞いていたのですが、この日はお休みでした。次回の楽しみにしたいと思います♪

季節限定のマシュマロココアやラムココアもとても魅力的だし、ホットグリューワインも寒い時にとても温まるので心惹かれます。

どうしてもシフォンケーキが食べたくて、トリプルチョコとコーヒーを注文しました♪

トリプルチョコの米粉のシフォンケーキは、もちもちでチョコの味がしっかりしみていて、チョコレートソースが濃厚で大満足でした!
チョコレートソースは脇に添えられているオレンジとからめて食べても、また絶品のおいしさです♪
ホイップクリームも優しい甘さで、実は私はクリームが苦手なのですが、ペロリでした。

花と照明が語りかけるように美しい光と影を放つ店内
店内のほとんどのテーブルにお花が飾られています。
生花もあればドライフラワーもあり、それぞれの照明と一緒に、まるで作品を描くように光と影を放っています。

少しずつ春の訪れを感じさせてくれるパンジーの花の鮮やかな色彩がとてもきれいです。
そしてその頭上には…。

花はカスミ草でしょうか?照明の光に照らされて、桜のようにも見えます。
下に置く花が冬の花だったら、雪に見えたかもしれません。

こちらは美しい照明器具ですが、その影は私にはサーカスのピエロのように見えます(笑)。
テーブルの上の花は小動物が前足をピエロに向かって差し出していて、なにか話をしているように見えました。

そしてこちらは面白くて笑ってしまいました。
普通の照明器具ですが、その影はハロウィンの時のかぼちゃ、ジャックオーランタンに見えませんか?
偶然なのか、意図的にお店のかたが置いたのか、左にあるのはまるで、魔法使いのホウキのように見えてしまいます(笑)。

まるで、壁の木の色とドライフラワー、照明も一体化しているようです。

お店のいたるところにSTORYがありますよ♪とささやかれているような気持ちになりました。

壁に映し出された光の形が、ハートや音符のようにも見えます♪
そして何よりもセンスが光るのは、この照明ランプが、かなり古びた書籍の上に置かれているということです。
その書籍は、まるで図書館の奥の場所に、人目に触れないように隠されていた魔法の教則本のように見えてしまって、とても不思議な気持ちになります(笑)。


こちらは本当にかわいらしい照明ですね♪
約3か月前にSTORY cafe&spaceで個展を開催していた金井一郎さんの作品です。
実は、私はその個展の最終日にお店の前で偶然オーナーさんにお会いして、少し立ち話をしました。
近くの珈琲屋金木犀に取材をした帰りでした。
最終日だったので、とても観に行きたかったのですが、スケジュールが合わず観られませんでした。

アンティークのキャビネットの中にも、ステキなアクセサリーと共に小さくてかわいらしい照明器具が。とても魅力的で、また次に個展を開催することがあったら必ず観に行きたいと思います。


アクセサリーはお店のスタッフさんが製作されていて購入もできます♪
似た感性の人たちが繋がりSTORYができていく♪
トリプルチョコのシフォンケーキがおいしくてぱくぱく食べていると、ん?壁に映って影だと思っていたものが、かたちを変えて動いているように見えました。



照明の影ではなく、店内のBGMともリンクしていて、葉っぱ?ボトル?木の枝?何だろうと思ってキョロキョロしていたら見つかりました♪

プロジェクターから木の壁に直接投影されていました。


映像は、マスミツケンタロウさんという造形作家さんの作品展の時に制作された、バードソングという映像作品でした。
お店の雰囲気にとても合っていて、何回も時間を忘れて観てしまいました。

本棚のなかに、STORYという写真集を見つけました。
お店の雰囲気にぴったりだったので、イメージはここからなのかと伺うと、この写真集はお客様が持ってきてくれたもので、字体もイメージもまったくの偶然だということです。
同じような感性の人たちが集まるのですね(笑)。
STORY cafe&spaceはカフェであり、イベント会場でもあり、訪れた人が自由に物語を展開できるそんなステキな場所でした♪
STORY cafe&space
住所:東京都国分寺市東戸倉2-13-4
アクセス:西武国分寺線「恋ヶ窪駅」から徒歩約5分
TEL:042-301-1528
営業時間:13:00-18:00
定休日:月曜日~金曜日























