国分寺に元気と歌声を届けるグリークラブ「湧水」

国分寺市内には、数多くのライブハウスや演奏可能なレストラン、カフェ、バーがあります。自然と聞こえてくる音楽につい引き寄せられる!なんていうことも!

そんな音楽に親しみのある国分寺には合唱団も多く存在します。
今回は、そのうちのひとつである男声合唱団、グリークラブ「湧水(ゆうすい)」をご紹介します。

歩み続ける湧水

グリークラブ「湧水」とは、歌うことが好きな男性が集まった平均年齢なんと!80歳近い合唱団です。

年齢・経験不問で、定年もないという団体であり、現在、約40名所属しています。

国分寺市もとまち公民館の男性合唱講座を母体に発足してから今年で14年を迎えました!
現在も、定期的に開催されるコンサートに向けて、毎週金曜9時から3時間、国分寺市もとまち公民館で練習をしています。

魅力、活気に満ちた団員たち

グリークラブ「湧水」の魅力はずばり、声の厚み!
女性にはない重厚な和音が響き渡ります。
着々と団員の人数が増え、各パートが重なり合った一体感や迫力も感じられます。

発足当初は、ポピュラーな日本の叙情歌を斉唱または二部合唱で歌っていました。
例えば、「ふるさと」や「椰子の実」、「雪の降る街を」など!

今では、日本の叙情歌のみならず、愛唱歌、宗教曲、組曲、外国語の曲など多種多様であり、外国語の曲は英語、ドイツ語、イタリア語、ラテン語、フランス語、ロシア語、フィンランド語など幅広いようです。

慣れない曲だからこそ歌えるようになりたい!という意欲も湧き出て、実際に歌えたときの達成感も大きい!!

外国語の曲はその国の言語で歌いたい!すべて4部合唱で歌いたい!と、みんな好奇心やチャレンジ精神旺盛だそうです!
さらに、グリークラブ「湧水」の魅力として挙げられるのは団員主体であること!

運営方針だけでなく選曲も団内に選曲委員会を設置し、みんなで話し合って決めています。
団歌と団の愛唱歌、「湧水賛歌」・「湧水」の作詞、作曲も行いました。


部合唱は、トップテナー、セカンドテナー、バリトン、バスで構成されており、それぞれのパート音源を用意するので、自分の声質に合わせて聴いたり、歌ったりすることができます。

実際に、本番のコンサートでは、この4部合唱の歌声で会場全体を包み込みます。
曲目を見たり、歌声を聞いたりして、自分もやってみたいとコンサートに来たお客様から湧水への入団志願の声がかかることもあるようです!

コンサートのプログラムのなかには、男声合唱の魅力を感じていただきながら、お客様も一緒に歌ってコーラスを楽しむ企画もあります。コロナウィルス蔓延に伴い、一時中止していましたが、また復活するようです!

県をまたいで文化交流

主たる活動場所は市内ですが、宮城県多賀城市にも赴きます。
2012年から国分寺市は多賀城市と災害時相互応援協定を結んでおり、復旧・復興事業に携わっています。

多賀城市の合唱団の方々や地元の人々との共演・交流を通して、より親密な関係性を築いていきたいという思いから
「多賀城市・国分寺市の文化交流を進める会」を設立し、互いの地を訪れて、合同でコンサートを開催しています。

グリークラブ「湧水」の活動は、市を超えて、さまざまな地域の活性化や相互連携に貢献しているのです。

何歳になっても挑戦できる環境がある!初心者大歓迎!
仲間づくり、健康づくりを兼ねて楽しく合唱をするグリークラブ「湧水」メンバーの一員になってみてはいかがでしょうか。

グリークラブ「湧水」
練習場所:東京都国分寺市東元町2-3-13(国分寺市もとまち公民館)
アクセス:JR中央線「国分寺駅」から徒歩約15分
国分寺市地域バス「ぶんバス」東元町ルート乗車、「元町駐在所」下車徒歩3分
TEL:042-324-4782(柴田)
練習日程日時:毎週金曜日9:00-12:00
※もとまち公民館で練習の場合の概要です。詳細は上記連絡先にてご確認ください。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。