カラダもココロもととのう♪・パニー(panii)パン+シフォン+café/国分寺市本町

グルメの王道のひとつでもある、パン屋さん。
どこの街に行っても、人気のお店が必ずありますよね。
もちろん、わが街・国分寺にも、人気のパン屋さんがたくさんあって、このブログサイトでもたびたび登場するジャンルになっています。

そんな中また1軒、実力派パン屋さんが、カフェ併設で国分寺駅北口に誕生しました。
府中に本社のある「あこロール」などで有名なコボコボというパン屋さんの新業態、その名もパニー(panii)さんです。

実を言うと、私はパンは常食していなくて、自分からパンを買うことはほとんどありません。
にもかかわらず、パニーさんにはどハマりしてしまったのです!

それって一体、どんなパン屋さん!?
気になっていただけたと思うので(笑)、さっそくご紹介しますね。

こちらは、2026年1月のグランドオープン当時の画像です。
国分寺駅の北口駅前通りの多摩信用金庫付近から1ブロック内側に入った路地にあるのですが…。
えっ?パン屋さんなのに「佐伯畳店」!?

そうなのです、こちら、本町界隈で長年親しまれてきた畳屋さんの店舗をそのまま引き継いでオープンされたお店なのです。

斬新なスタイルのプレオープン

プレオープンは、2025年10月でした。
お店の内装工事をやりながら、移転前の府中のお店とかけもちで週に2日だけ、軒先にテーブルを出してのテイクアウト販売。

畳屋さんの店名がそのまま屋根についた状態とは、なんて斬新なプレオープンなの!?と衝撃を受けました。
みなさんも同じ気持ちだったようで、「畳屋さん、閉店になっちゃったのね」とたくさんの人から声をかけられたそうです。

「ああ、この畳屋さんは、本当に地域の人たちから愛されていたんだな」
そんなことを感じ取って、この畳屋さんの店名を屋根ごと残すことにしたのだとか。

なんて優しい心意気なのでしょう。

これは買って行かずにはいられなくなりますよ!
惣菜パンを何点か、そしてかたわらに置いてあった、契約農家直送の野菜も購入しました。

パンのコボコボといえば、国分寺でも以前からたびたび駅ビルのポップアップ出店で知ってはいましたし、天然酵母使用というのも良いなあ、と好感を持っていました。
そんなパン屋さんがカフェ併設で路面店としてオープンするなんて、一気に期待がふくらんでいきました。

厳選素材で作る秀逸な食事パン

パニーさんは、とにかく素材にこだわっています。

パンの原料はもちろんのこと、合わせるフィリングの食材も厳選していらっしゃいます。
だから、多彩な食事パンは、どれも本当にやさしい味わいのおいしさです。

中でも、パニーさんの看板商品は、「フチューバサンド」。
軒先販売をしている頃から、ずっと変わらず立っている黄色のノボリ旗。
一番目立つ色の組み合わせで、「フチューバサンド」と書いてあります!

「フチューバサンドって、一体何!?」
お店の前を通りかかった人なら、きっとみんなそう思ったかもしれません。

というわけで、まずはテイクアウトしてみました。

こちらが、そのフチューバサンドです。断面がとてもキレイですね♪

ローストポークやハム、ピクルスを、マスタードを塗ったフォカッチャパンでサンドイッチにしたものですが、ひとくち食べてびっくり!!

薄くスライスしたレモンがはさんであり、ピクルスの酸味もあいまって、ともすれば重くなりがちな肉類の脂味がいい塩梅に軽やかになっているのです。

フォカッチャもどちらかといえば油分の多いパンですが、噛んでいるうちにさわやかな風味がどんどん口の中に広がってきて、クドさをまったく感じることなく、お肉のボリューム感をおいしく味わうことができました。

あまりに衝撃的なおいしさで、私が今まで食べたサンドイッチの中で、一瞬にしてナンバー・ワンになりましたよ!
これは、絶対に、絶対にみなさんに食べてみていただきたいです!
お肉好きな人にはもちろん、お肉が苦手な人にこそ試してみてほしい♪

「フチューバサンド」というネーミング、府中からスタートしたパン屋さんだからかな?くらいに思っていたのですが、由来をうかがってみると…。
キューバサンドというサンドイッチのレシピをアレンジして開発した一押しの自信作なので、キューバと府中を掛け合わせて「フチューバ」にしたということでした。

さすが看板商品、想いもぎっしり詰まったサンドですね。

ちなみに、画像左のスープは別売りですが、季節の野菜をたっぷりと使った滋味たっぷりのトロトロ食感。パン屋さんですがスープも絶品、特に寒い時期は身体が芯から温まります。

さて、フチューバサンドが好きすぎて、熱く語ってしまいましたが、他にもおいしいお食事パンはたくさんありますよ。

こちらは、ミックスサンドです。なんてカラフル!
ポークにハム、具沢山オムレツに、ビーツや青菜など、野菜もしっかり。栄養バランスもバッチリですね。
いろんな具材を楽しみたい時は、ミックスサンドがおすすめです。

こちらは、肉そぼろ入りモチモチクレープ、いわゆる台湾式ダンピンです。
台湾のメジャーな朝ごはんだそうで、現在はモーニング限定になっています。

注文が入ってから、一から丁寧に作ってくださっていて感動。ポテトも揚げたて!
お肉とスクランブルエッグが、あこ天然酵母で作るモチモチ生地のクレープでぎゅっと巻かれていて、ボリューミー。
甘い台湾ソースにネギと生姜がピリッとアクセントになって、とってもおいしいです。

そしてこちらは、日々具材が変わるオープンサンドシリーズ。
この日は、なんと白菜が房の状態で丸ごとステーキとして鎮座する、衝撃の白菜ツナチーズオープンサンドでした。
もはやパンより具材の量の方が多いです(笑)。

他にもまだまだ、バインミーや手こねチーズハンバーガーなど、気になるパンが目白押し。

とにかく、サンドイッチというジャンルを徹底的に研究・アレンジされているという印象を持ちました。
具材は、パンの相棒という域を超えて、それぞれがひとつの料理として成立している感じがします。

もちろん、食事パンだけでなく、シフォンケーキ・焼き菓子など、スイーツ系も充実していますよ。
毎日通ってもなかなか制覇しきれないほどのバリエーションが、とっても魅力的ですね。

充実の商品とカフェスペース

プレオープンの日々もあっという間、年が明けて2026年1月、ついにパニーさんはグランドオープンの日を迎えました。
斬新なスタイルで2ヶ月以上もプレオープンしていただけあって、注目度は抜群!
初日から大盛況でした。

入り口すぐのところには、コボコボ定番の天然酵母パンたちがズラリと。

その隣には、先ほどご紹介したサンドイッチ類が並んでいます。
手書きのPOPがかわいらしい♪

さらに隣には冷蔵ケース。主にスイーツ系がまとめられています。
ケースの上に並んだ焼き菓子は、ついつい「あっ、これも〜」となっちゃいそうですね(笑)。

商品台の向こうは、広々としたオープンキッチン。とっても明るい雰囲気です。

テーブル席はどうなっているでしょうか?

まずは、入り口左手に、ゆったりソファー席がありました。
そして、パーテーションをはさんで、2人席が3つ。

お店の一番奥には、大きめのガラステーブルに椅子が7台置かれています。
少人数で複数グループが座れるだけでなく、卓上パーテーションを取れば…。

この通り、最大7人まで同時に座れます。フレキシブル!
パン屋さんのカフェスペースで大人数で座れるテーブルって、意外と少ないですよね。
これは貴重なスペースかもしれません。

サービス満点のイートイン

さて、このような感じの店内では、販売している商品のイートインに加えて、モーニングとランチをプレートでいただくことができます。

なんですと!?パンおかわり自由!! 気前が良すぎませんか?
ということで、まずはモーニングからご紹介です。

デリかスープを選べるので私はスープをチョイス。プレートを頼むとドリンクが100円引きになるということで、台湾茶をオーダーしました。
台湾茶、小さなお花が浮かんでいて、とってもいい香りがします。
店内のウォーターサーバーでお湯を足すことで、2煎目も十分飲めるとのこと、いいですねえ。

それにしても、カットしたパンが5種類ものってますよ♪しかもちゃんと温めてくださっています。

野菜サラダはカラフルできれいな上にてんこ盛りです、なんだかこれだけで大満足・おなかいっぱいになってしまいそう。

朝8時から野菜がこんなにたっぷりいただけるお店は、大変貴重だと思います!

たどり着けないかもしれない、おかわりのパンですが、このようなシステムになっていますよ。

ケースにカットしたパンが収められていて、トースターで温められるようになっています。
はちみつやオリーブオイルもあり、おなかが許せば無限に食べられちゃいますね〜♪

私が店内にいた時に、4人組のみなさんが一斉にパンのおかわりをしようと、こちらのコーナーに集まってきました。
でも、4人分のパンがトースターに一度に入りきらないね…といった様子で思案顔。
と、そこに、すかさずスタッフの方が歩み寄ってきて「厨房のオーブンで温めますよ」と4人分のパンを引き取って行かれました。

なんて気がきく、優しい心遣いでしょう。
太っ腹な上にサービスも満点、素晴らしすぎます。

続いて、ランチプレートのご紹介です。

ランチは、デリ2品とスープが両方つきます。そして、グラスに入ったカットシフォンをクリームとゼリーで閉じ込めた可愛らしいデザートまで!
ドリンクは、別料金ですが例によって100円引き、またまた台湾茶をチョイス。

この日のデリは、クリームチーズと野菜のオムレツ&サバの白ワイン蒸し。
あれっ?これはワイン飲めるやつでは…(笑)。
いやいや、あるんですよ、アルコールも。ビールと赤白のグラスワイン、ハーフボトルのスパークリングワインまで!

そして、スープは大根のポタージュ。パニーさんのスープはいつも本当においしくて、大好きです。

見てください、この濃厚さ!これはもう、ほぼ野菜そのものです(笑)。
サラダは新鮮でモリモリ、ドレッシングも自家製のようです。もう、身体がよろこんでいます〜。

そして、デザート。小さい中にもセンスある仕上げ方がステキです。おなかいっぱいになってしまってもこの量ならおいしくいただくことができて、ありがたい!

こちらは、別の日のランチです。

デリはゴルゴンゾーラペンネと、具だくさんオムレツ。
スープは、飴色の玉ねぎポタージュ。玉ねぎの甘さにビックリしました。今回も素晴らしいです!
デザートのシフォンと、サラダのドレッシングも、先日とフレーバーが異なっていました。
サラダの野菜はいつもカラフルで色鮮やか、完璧にして最高のベーカリーランチですね。

そのほか、ドリンクとフードのメニューはこのようになっています。

ドリンクもとっても充実していますね。

それに、キッズプレート!お子様連れにはうれしいメニューではないでしょうか?
ハンバーガーとシフォンが両方食べられて、ポテトにスープにジュースまで!キッズがうらやましいです(笑)。

オシャレな見た目のクリームソーダと、ぜいたくなトッピング付きのスペシャルシフォン、スイーツ好きは要チェックですね。

そのほか、予約をするとパーティ仕様の豪華なサンドイッチプレートも作ってもらえます。

どうです?めちゃくちゃカラフルで豪華じゃないですか?
持ち寄りの会に持参しましたが、「すごい!きれい!おいしい!」と大評判でしたよ。

予算・内容も相談できますし、春のイベントシーズンにも活躍しそう。

このように、パニーさんのパンやフードは、どれも色鮮やかで美しいです。
それだけ、パン以外のものにも繊細にこだわっているということだなと思います。

私がパニーさんにハマっているのは、このあたりなのかもしれません。

週一の野菜販売

そうしたこだわりの一環を担っているのが、野菜です。
実はパニーさんは、毎週水曜日、野菜販売も行っているのです。

ん?なぜパン屋さんが野菜販売を?

このような感じで、店先に並んでいる野菜は、なんとオール100円!
しかも、見切り品などというわけではなく、埼玉県本庄市にある鈴の彩(いろ)ファームさんからの新鮮な直送品です。ハラペーニョなど、珍しい海外品種の野菜があることも。

どのようなご縁なのかうかがったところ、コボコボさんの会社の従業員だった方が、ご実家であるこちらのファームを継がれたことがきっかけだったとか。
100円とあっては、買わないてはありません。
鈴の彩ファームさんの野菜の色はとっても鮮やかで、見るからに新鮮そうです。
食べてみると、ミニ白菜はふんわり柔らかく、春菊は甘みすら感じて生でもおいしい!
めったに見かけない生のハラペーニョは、料理の味が引き立つgoodな辛さでおいしかったです♪

100円均一で販売するなんて、絶対大変でしょうと思ってしまうのですが、
「お客様に喜んで買っていただけて、このファームをたくさんの人に知っていただけるきっかけになればと思って」
と、採算度外視の販売価格にしているのだそうです。
またしても、優しさに感動してしまいました。

国分寺は、こくベジという地場野菜があって、地域のみなさんは野菜の鮮度はよくご存じ。
水曜日にパニーさんでランチプレートをいただいていると、次から次へと野菜を買いにくる国分寺マダムの姿が見られました。
席でランチを食べている人たちの荷物入れには、ほぼ9割がた購入済みの野菜の袋が見えています。
もう大人気ですね!

パニーさんに行けば、丁寧に作られた新鮮な野菜がたっぷりといただけるので、食事としてもとてもバランスがよくて、見た目も美しい。心身ともにととのうな、と感じます。

家族のような温かみのあるスタッフのみなさん

サービス満点で、優しさあふれる雰囲気のパニーさん、スタッフのみなさんは、おおむね3~4人体制になっています。
パンの新作は、常にみなさん知恵をしぼって作っているそうですよ。

こちらは、店長の酒井さん(左)と菊地さん(右)です。

このお二人はじめ、みなさん家族的な気さくな雰囲気なので、お話しやすいです。
お会計をしている時はついつい話が弾んでしまうし、「先日買ったあのパンおいしかったです」と伝えると、とても喜んでくださったり。
お店の印象というのは、そこにいる「人」が作っているのだな、とつくづく思います。
お客様が快適に過ごせるような気配りや、繋がりのある農家さんや、長年続いてきた前のお店の記憶を大切に思う気持ち。
それがすべてパンの中に入っていることが、パニーさんのおいしさの秘密なのかもしれません。

朝や昼間のお散歩がてら、ぜひパニーさんに立ち寄って、おいしいパンと温かい雰囲気を味わってみてくださいね。

パニー(panii)パン+シフォン+café
住所:東京都国分寺市本町3-12-15
アクセス:JR中央線・西武線「国分寺駅」から徒歩約3分
TEL:042-404-2182
営業時間:8:00-17:00
モーニング8:00-10:00
ランチ  10:00-15:00
定休日:月曜日・火曜日
駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。