何度も前を通りかかるたびに気になっていた中華料理店。
ランチタイムに訪ねてみることにしました。
場所は国分寺駅北口を出て約5分。
少し変わった形の建物ですね。
「担々麺」と大きな字で書かれた看板。
のれんや食品サンプルなどはなくシンプルな外観で、いわゆる町中華とは雰囲気が違います。
担々麺の専門店というわけでもなさそうですね。
青島ビール、紹興酒、ワインと色々なお酒やおつまみをとりそろえているようです。
本日の限定メニューの紋甲イカのあんかけつゆそばもおいしそうですね。
豊富なメニュー
メニューが豊富です。ランチの麺類だけでも、つゆそばに汁なしのあえそば、味付けも具材も多彩です。
単品メニューも多数。どれもお酒に合いそうですね。
お酒はビール、中国酒、ワイン、ウイスキー、カクテル、サワー類などそろっています。ソフトドリンクもジュースやコーラ、ジンジャーエールに各種中国茶などさまざま。
お酒とおつまみの組み合わせを、いろいろと試してみるのも楽しそうです。
今回は、まずカマンベールチーズの紹興酒漬けで青島ビールを飲むことにします。
食事は坦々麺も麻婆豆腐も食べたいので、両方が味わえる四川定食をたのみました。
店内は撮影NGということで写真は載せられないのですが、間接照明で落ち着いた雰囲気。
席はキッチン側のカウンターと背中合わせになっているカウンターの2列で、テーブル席はありません。
おしゃれなバーのような空間でした。
カマンベールチーズの紹興酒漬け
まずは青島ビールを一口。スッキリした飲み口で、色々な料理に合いそうですね。
カマンベールチーズの紹興酒漬けです。チーズの濃厚な旨味に、紹興酒の香りとコクが加わって奥深い味がします。
これはビールが進む！
口水鶏（よだれ鶏）
続いてよだれ鶏です。蒸した鶏肉に辛いソースがかかっています。
漢字では口水鶏と書き、「よだれが出てしまうほどおいしい鶏肉料理」を意味します。
鶏肉はしっとりとジューシーで、後からピリリと心地よい辛さ。
こちらもおつまみにぴったりです。
青島ビールの小瓶は、あっという間に空になってしまいました。
もう少し飲みたかったので、ジャスミンハイを頼むことに。
ジャスミン茶のさわやかな香りは、やはり中華料理との相性が抜群です。
ミニ麻婆飯
定食のミニ麻婆飯が来ました。
2種類の辛さ、麻（マー。山椒の舌がしびれるような辛さ）と辣（ラー。唐辛子の舌がヒリヒリするような辛さ）がほどよく効いています。
辛さだけでなくいろんな味と香りが複雑にからみあい、それを豆腐のまろやかさが受け止める絶妙なバランスです。
レンゲを持つ手が止まらず、あっという間に食べ終わりました。
和風の煮物もついています。ちょうどよい箸やすめになりました。
醤油汁無担々麺
いよいよ醤油汁無担々麺の登場です。
なかなかのボリューム。すでにチーズとよだれ鶏、そして麻婆飯を食べた後なので、おなかもまあまあふくれています。
食べ切れるか少し不安になってきました。
麺をお箸ではさんで口に運ぶと。
「あっ、おいしい」
少し太めでツルツルモチモチ。ちぢれた麺はうま辛のソースとよくからんでいます。
麻（マー）と辣（ラー）の2種類の辛さが胃ぶくろを刺激して、食欲をかきたてます。
具材のキクラゲやくだいたピーナッツ、ザーサイ、小エビ、枝豆、ネギなどそれぞれの味と歯ごたえが個性豊かで、飽きることがありません。
はじめの心配はどこへやら。無事完食です。
デザート
最後はアイスクリームです。
おなかいっぱいでも、デザートは別腹ですね。
チョコが少し入ったバニラアイスのほどよい甘みでしめくくり。
大満足です。
今度来たときは違う麺類やご飯ものを食べてみたいですね。
夜だったら、豊富な一品料理をすこしづつつまみながら、ワインや紹興酒を楽しむのもいいかも。
寒い日なら、土鍋シリーズもためしてみたいです。
メニューが豊富で、モダンでおしゃれな雰囲気のなか、本格的な料理とお酒を楽しめる中華バル麻辣チャオさん。
みなさんもぜひ訪ねてみてください。
中華バル 麻辣チャオ
住所 : 東京都国分寺市本町2-13-5
アクセス : JR中央線・JR中央本線「国分寺駅」から徒歩 約5分
西武国分寺線・西武多摩湖線「国分寺駅」から徒歩 約5分
営業時間 : ランチ 11:00-15:00
ディナー 17:30-21:00
定休日 : 不定休
