遊び心満載のお洒落で美味しい居酒屋♪国分寺「ワインと中華Salvador」

今回は、3年前に友人と国分寺駅周辺で夕食をする場所を探していて、偶然見つけたお店をご紹介します!正直に言うと、本当は知られたくないお店です(笑)。
とにかく、お洒落で楽しくて美味しい、つい飲み過ぎてしまう、遊び心満載の素敵なお店「ワインと中華Salvador」です!

場所は、国分寺駅北口を出て右手へ、西友を超えて三叉路に行きついたら真ん中の道を行くと、すぐ左手にあります。
店構えから興味を惹かれる外観は、古民家をリノベーションしていて、異文化レトロ感が心地良いのです。
そして、お料理もワインも美味しくてコスパも良い、店員さん達の接客も親しみやすくて、偶然出逢ったにしては出来すぎのお店です。

カラフルなのれんに飾られた女性たちが語る「ワインと中華Salvador」

「酒場」というネオン看板の脇にはカラフルなのれんがお店の窓の前を飾っています。
左側ののれんに、ひっそりとお店の名前「ワインと中華Salvador」の文字が書かれています。

のれんをよく見ると、女性たちがワインやビールを飲み、中華料理を食べながら楽しそうに会話をしています。

また、のれんの色合いは、カラフルながらも彩度を合わせているのでしょうか、古民家のお店の外観にとても合っています。

のれんの女性たちの会話を観ながら先に進むと、黒板に「餃子」の文字を発見!そのまま入口を探すと、細い路地がありました。

なんとも素敵な小道で、路地好きの私はすでに興奮状態でした(笑)。

奥に進むとワインボトルのイラストが描いてある、柔らかな色合いののれんが出迎えてくれました。

よく見ると「一軒目中華Salvador」とあります。後述しますが、それは1つ前の旧店名でした。

のれんをくぐると、入口がありますが、その左手に目を引いたのは、美しいワインボトルたちでした♪

さまざまな柄や色のエチケット(ラベル)のワインボトルが、華やかに並べられていました。

空いたボトルには、セピアというよりはミルクベージュ色のドライフラワーが飾られていて、それがまた店の雰囲気に合っていました。

まるで、花とワインボトルの博物館にいるような気分になりました。

さまざまな要素が散りばめられた店内インテリア

入口を入ると、元気な店員さんたちが出迎えてくれます♪

お店の中央にはカウンターがあって、席からは厨房が見えます。
そして、カウンター上にも色鮮やかなワインボトルがたくさん飾られています。

ブルーのカウンターが目を引きます。左手の窓の外には先ほどの女性たちののれんが見えます。

お店に入る前に見えた花とワインボトルたちの前には、アールヌーボー風の照明や椅子が、和箪笥のテーブルと調和していて、絵のような素敵なレトロ空間を創り出していました。

テーブル席の壁紙もアールヌーボー風で素敵ですね♪

テーブル席の奥には、2〜4人用の個室もあります。紫色の照明が個性を際立たせています。

本格中華とワインのセレクションが素晴らしい♪

その日は友人と一緒で、このメニューに惹かれてドリンクと料理のセットを頼みました。

餃子とドリンク2杯で1000円のセット♪

お店の名前からワインを頼むはずだったのに、猛暑に負けて二人ともそれぞれ、ビールとレモンサワーをついオーダーしてしまいました。

そしてお待ちかねの餃子!皮はパリパリで中のあんがたっぷりジューシーで、おススメだけあってやっぱり美味しい♪

メニューはこのほかに、予約限定のお得な飲み放題の中華コースや火鍋のコースもあります♪

フードメニューの赤丸がついているお料理は月替わりだそうです。

その日のお通しは、麻辣春雨とツナとゴルゴンゾーラのカナッペ♪

そして2杯目は、ロゼスパークリングがとてもお通しに合って美味しかったです。

暑い夏には、やっぱり夏野菜の特にトマトが食べたくなり、ブッラータカプレーゼを♪

なにか一味違う!と思っていたら、店員さんからトマトはすべて浅漬けしていると聞き、納得しました。

チーズが苦手なはずの友人も美味しそうに食べていました(笑)。

空心菜とせせりの炒め物納豆入り。この納豆の効果が絶妙です!

そして定番の四川麻婆豆腐は、安定の辛さと旨味でアルコールが進みます!

私は白のリースリングを頼みました。グラスもお洒落ですね♪

友人は赤ワインを注文していました♪

そして、アルコールを飲むときの鉄則のお水も決して忘れていません。しっかり水分補給もします。
お水のグラスもまたセンスが光っています♪

友人が、絶対に美味しいと思う!と注文した生ザーサイと黒メンマ。
ぜひ頼むべき一品です♪

この一品にはオレンジワインがとても合いました♪

低温調理レバーの葱ソース♪
レバーは独特の臭みもなくてやわらかくて本当に美味しいです。

ワインはやはり赤だよねー♪とまた追加していきます。
飲み放題にすればよかったかも、と少し考え始めている頃です(笑)。

お腹いっぱいでしたが、シメが欲しいかな、とパスタ好きの友人が迷っていると、お隣に座っていた常連さんの女性が、これが絶対美味しいとおススメしてくれました!

イカやエビ、アサリいっぱいのペスカトーレ♪

魚介の旨味がふんだんに盛り込まれていてお腹いっぱいでもペロリでした。

そしてラストオーダーのドリンクは2人仲良くやっぱり泡よね、とロゼスパークリングで♪

お店の開店とともに一番乗りで入店して、途中からお客さんが増え始め、あっと言う間に満席になっていました。

まだ食べていないメニューも気になりつつ、また来ようねと友人と約束をしました。

「ワインと中華Salvador」は楽しい店員さんと遊び心満載のお店

ワインと中華Salvadorの魅力の1つに親しみやすくて楽しい店員さんがいます。
会話のキャッチボールが面白く、さりげない気配りがとても嬉しいのです。

「ご来店は初めてですか?」

「実は今日で3回目なのよ。でも、どういうわけか同じ時期に年1回ずつ来ていて。」

「そうなんですね。月替わりのメニューもあるので、年1から月1にしましょうよ(笑)。」

小気味良く会話が進みます。

その日、何度もお水を気遣って持ってきてくれた男の子は、なんとアイドル活動をしているそうです。

Lumixというグループの写真が店内に飾られていました。左から2番目のカイト君がお店にいます!
キラキラの瞳が印象的なイケメン君でした♪サインをもらっておけばよかったと少し後悔…。

照明で光ってしまって顔が見えない左のSENA君、ごめんなさい。でもカッコよかったですよ♪

そしてもう1点、不思議なことがあるのです。

Salvadorの2階には焼肉ホルモン鬼島というお店があります。

実はこのお店の入口は、なんと!Salvadorの店内に入り、階段を上がったところにあるのです。

つまりSalvadorの店内を通り抜けしないと、鬼島には行けないというわけです。

オーナーさんは別のようですし、系列店でもないようですが、こんなことがあるのでしょうか?
初めてのことで、驚きを通り越して笑ってしまいました。

見にくくてすみません。最初は何だろうと思ったのですが、入口のドアに貼り紙がしてあります。
『焼肉ホルモン鬼島の方、入ったら「2階です。」とお伝えください。Salvador』

そして、Salvadorの店内には、「焼肉ホルモン鬼島」ののれんが掲げられています(笑)。
オーナーさんのお人柄がわかりますね♪

気になる店名「Salvador」の語源はまさかの?!

店員さんの一人が、系列店のモンキーパンチで働いていていたんです!と聞いて、検索すると沖縄のお店が出てきました(笑)。

再度国分寺で探すと「猿乃拳」と書いて「モンキーパンチ」という、こちらは和食の居酒屋を発見!
さらに同系列店には「猿酔家」と書いて「サスケ」という焼き鳥メインの居酒屋店があります。
御覧の通り、共通点は「猿」ですよね?!

元々このワインと中華Salvadorの旧名は、サカバサルで、そこから一軒目中華Salvadorに変化し、現在の名前になっているようです。

サカバサル・・・。
Salvador・・・。まさかの、サル・バドール!語呂合わせ?

もしかしたら、オーナーさんは生粋の猿好きなのか?または申年??
いずれにせよ気になるので、次回は酔う前に、必ず確認しようと思います(笑)。

そんな遊び心満載のお洒落で美味しい居酒屋ワインと中華Salvadorは、お食事やドリンクが美味しいだけでなく、食器からインテリアまで細かいディテールに凝っていて、心もお腹も満たされる素敵なお店です♪

ワインと中華 Salvador
住所:東京都国分寺市本町2-8-4
アクセス:JR中央線「国分寺駅」徒歩約3分
     西武国分寺線・多摩湖線「国分寺駅」徒歩約3分
営業時間:16:00-24:00
電話:042-325-8686
定休日:不定休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。