国分寺で昭和55年から続くおかあさんの味「サラダバーB.C.」

今回私が紹介するのは、国分寺駅から徒歩3分の場所にある「サラダバーB.C.」です。
西武国分寺線のすぐそばにあり、好アクセス。

国分寺には20年近く住んでいますが、気になりつつも一度も訪れたことがありませんでした。

外観がとてもかわいい!隠れ家のようでわくわくします。

店前のボードには「手作りの味、家庭の味」と書かれていますね。テイクアウトもやっているみたいです。
さっそくお邪魔します!

昭和の雰囲気漂うレトロな店内

中に入ると、キッチンから「いらっしゃ~い」と優しい声が聞こえました。このお店をおひとりで切り盛りしている店主です。

店内には大きな木のテーブルが並べられていて、木のイスはすべてつながっていました。木のぬくもりを感じられて、ふぅっと肩の力が抜けます。

席についてお店を見渡すと、壁には大きなカナダの国旗、そしてたくさんの写真が飾られていました。印象的だったのが、犬の写真や小物が多くあったこと。犬がお好きなのかな?と思わせる店内です。
ちなみにイスには、かわいい動物のぬいぐるみが座っていました。思わず、写真をパシャリ。

なんだか、親戚の家に来たような、そんな安心感があります。

お店の誕生秘話とわくわくが止まらないメニュー

こちらは、1982年(昭和55年)にオープンし、今に至るまで40年以上も続いているお店。
昔ながらの内装やインテリア、そしてBGMが懐かしさを感じさせます。

ところで、どうして「サラダバーB.C.」という名前なのでしょう。「B.C」って何だろう。
そう思っていたところに、メニューの表紙が目に留まりました。

「B.C.」は、ブリティッシュコロンビアの略なのですね。ブリティッシュコロンビアというのは、カナダの最西部に位置する州の名前です。
壁に飾られていた国旗と言い、お店の名前といい、カナダに関わりがあるのでしょうか。

表紙には、「30年以上前、10か月間のカナダでの生活で出会った『サラダバー』を日本の人々に伝えたい。」という内容の、お店の誕生秘話ともいえるエピソードが書かれていました。
また、お客様に感動してもらうことを目的に「すべて手作り」、そして野菜は主に地場産を使用しているそうです。こだわっていらっしゃいますね!

メニューを開くと、種類がとても豊富でビックリしました。サラダバーをはじめ、ピラフやリゾット、サンドウィッチなどなど。決められません!
カナディアンコーヒーや、自家製チーズケーキも気になる…。

せっかくランチの時間帯に来ているので、ランチサービスの定食をいただくことにします。

“各650円”とは、お安い。日曜日と祝日を除き、11時半から14時の間が対象です。
右側には、同じメニューで1080円と書かれているので、ランチの時間帯必見ですね。

今回私は、「ささみチーズフライ定食」をチョイス。楽しみです。

感動の“ささみチーズフライ定食”

来ました、“ささみチーズフライ定食”!ライスとお味噌汁がついています。
ささみチーズフライ用のソースも持ってきていただきました。見ているだけよだれが出そうです。

いただきます。

まずはお味噌汁を。優しい味、温まりますね。わかめと玉ねぎが入ったシンプルなお味噌汁で、玉ねぎがシャキシャキでとってもおいしいです。

添えられたおかずたちもいただき、メインのささみチーズフライをいただきます。
外はサクッと、肉厚すぎるささみはプリっと、そしてチーズがのびます。最高においしい!
中には大葉もはさまれていて、ほんのり香ります。おいしすぎて、にやけが止まりませんでした。
ソースをかけて食べるのもまたいいですね。ごはんが進む。

あっという間に食べ終えてしまいました。ごちそうさまでした!

長年愛されるサラダバーB.C.

わたしが定食をいただいている間、店主さんは常連のお客さんと仲睦まじくおしゃべりしていらっしゃいました。昭和55年から続く「サラダバーB.C.」は、きっとたくさんの地元の人に愛されてきたのですね。

笑顔のすてきな店主の手作りごはんを、ここ「サラダバーB.C.」で多くの人に楽しんでいただきたいです。
皆さんもいかがですか?

サラダバーB.C.
住所:東京都国分寺市本町4丁目13−13 第6荒田ビル1F
交通:JR中央線「国分寺駅」徒歩約3分
連絡先:042-323-5385
営業時間:11:30~21:30
定休日:木曜日、金曜日
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。