今回は、私のお気に入りのラーメン店を紹介します。名前は「鶏そば ムタヒロ 2号店」。国分寺でも一二を争う人気店で、食べログ百名店に4年連続で選ばれたことがあります。
「2号店ということは、1号店もあるの?」
と思われた方。正解です!同じ国分寺駅近くに「中華そば ムタヒロ 1号店」という煮干しラーメンで有名なお店があります。聞くところによると、中華そばムタヒログループ全体で各地にラーメン店があり、それぞれ違うタイプのラーメンを出しているそうです。
こちらの「鶏そば ムタヒロ 2号店」さんは、国分寺駅北口を出て約4分のところにあります。

なかなか、しゃれた店がまえですね。

中は、こんな感じです。
いろいろな鶏そばメニュー


鶏そばでも、白湯、醤油、塩、つけそばと4種類もあるんですね。そのほかにも、佐野ラーメンとか、お子様ラーメンとかいろいろなラーメンが用意されています。きっと、店主さんが研究熱心なんでしょうね。
たくさんあって、どれもおいしそう。
迷いましたが、今回は定番の醤油味を選ぶことにします。トッピングがいろいろのっている「特製 そば」を頼みました。それとご飯ものも試してみたかったので、炙りチャーシュー丼も注文。
ワクワクしながら待っていると..
来ました!特製 鶏そば

鶏出汁と醤油の良い香りがただよいます。具は、チャーシュー、メンマ、海苔、ネギに味玉。シンプルできれいな見た目です。
まずは、スープを一口。表面に鶏油(チーユ)がキラキラと光っています。
さっぱりしているけどコクもあり。キリリとした醤油の風味と一体になって、口いっぱいにじんわりと優しい旨味が広がります。思わず飲みほしてしまいそう。
お次はいよいよ麺をすすります。
中太のストレートな麺は、モチモチとした食感。スープとの相性もばつぐんです。箸を持つ手が止まりません!
2種類のチャーシュー
チャーシューは、豚肉と鶏肉の2種類入っています。

豚肉の方は、口の中でホロホロと、とろけるような柔らかさ。

いっぽう鶏肉は、わりとしっかりめのかみごたえがあります。どちらも味がよく染みています。
コリコリとした食感の穂先メンマも良いアクセント。
海苔は、パリパリ感とスープを含んだしっとり感の両方を楽しみます。

そして、フィナーレは味玉!
私は好きなものは最後まで取っておくタイプです。みなさんはいかがですか?
白身はほどよく固まりつつ、黄身はトロトロ。家で半熟たまごを作ろうとしても、なかなかこうはうまく行きません。それに、なかなかきれいにむけないんですよね。何かコツがあるんでしょうか?
味玉をパクッとたいらげ、後ろ髪を引かれつつも体のことを考えスープを少し残して食べ終えました。
炙りチャーシュー丼も到着!

炙りチャーシュー丼も来ました。よくセットメニューでついてくるようなミニ丼ではなく単品で頼んだので、まあまあのボリューム。鶏そばと同じく、豚と鶏の2種類のお肉が使われています。
お肉の上には、たぶんチャーシューを作ったときの煮汁を味付けした醤油タレとマヨネーズがかけてあり、さらにきざんだネギを散らしてあります。
チャーシューとネギって合いますよね?
ご飯と一緒にチャーシューをほお張ると、スモーキーな香りが鼻をくすぐります。表面を炙ったことで、お肉の旨味がギュッと凝縮されている気がします。
ここでは、チャーシューが完全に主役をはっていますね。豚肉と鶏肉。持ち味が違う2者のダブル主演でしょうか?
シャキシャキとした食感のネギは名脇役。甘辛いタレとご飯も存在感があり、それらをマヨネーズがうまくまとめています。
パクパク食べ進め、あっという間にペロリと完食です。
ごちそうさまでした!大変おいしくいただきました。
大満足です。
次は鶏白湯そばを試してみようかな?
国分寺に根付いたラーメン店

「中華そば ムタヒロ」が、ここ国分寺にオープンしたのが2011年9月。そこから13年あまりで、すっかり地元に根をおろしています。
国分寺駅周辺だけでも、「中華そば ムタヒロ 1号店」、「鶏そば ムタヒロ 2号店」。それに「串あげ ムタヒロ 4号店」と串あげ屋さんまであります。
また、西国分寺駅近くには「味噌中華そば ムタヒロ」という味噌ラーメンのお店も。
強い国分寺愛を感じます。
国分寺を代表するラーメン店のひとつ「鶏そば ムタヒロ 2号店」。みなさんもぜひ足を運んでみてください。
鶏そば ムタヒロ 2号店
住所 : 東京都国分寺市本町2-3-6 タリホービル1F右
アクセス : JR中央線「国分寺駅」徒歩約4分
連絡先 : 042-328-4339
営業時間 : ランチ 11:30-15:00
ディナー 18:00-23:00(日曜日は21:00閉店)
定休日 : なし