国分寺はかつてサブカルチャーの街として知られていたのをご存知でしょうか?街を歩くと、古本屋やレコード店、個性的な喫茶店などに出会えます。
特に古書店は市内に10店舗以上あり、個性的な店がどんどん増えています。マニアックな本からお宝本まで見つかる、本好きにはたまらない街です。
今回は私もよく訪れる古書店、国分寺駅南口から徒歩2分の「まどそら堂」をご紹介します。
マンションアーケードにたたずむ、かわいらしい古書店
古書まどそら堂は、国分寺駅南口から徒歩2分の場所にあります。
南口から東京経済大学方面の通りを歩いて行くと、国分寺マンションの建物が見えてきます。
国分寺マンションの地下は、アンティークアヴェニューといって、古書店や古着屋、飲食店まで、その名の通りアンティークな雰囲気のお店が並んでいます。
まどそら堂は、このアンティークアヴェニューの一角にあります。
まどそら堂は店頭が水色で、店内の温かい明かりがレトロ感を演出しています。
入口には、単行本がぎっしり置いてありました。
掲示板にはイベントの告知や、1冊100円コーナーがあり、掘り出し物がありそうな感じです。
なんだかおもしろい本が見つかりそうな期待を胸に、店内に入ってみることにしましょう。
なつかしい雑誌から、センスのよいセレクト古書の数々
店内は、1部屋半ぐらいの狭いスペースですが、所狭しと本やアンティーク小物が飾られています。
まず、入口付近に並んでいて、目に入ったのは、なつかしい70〜80年代頃の雑誌です。
今やどこで手に入るのだろう…?と思うくらいの、貴重な品ですね。
続いて、絵本コーナーに目を向けてみます。
日本のなつかしい絵本から、海外のレトロな絵本までが、かわいらしい木箱に入れてあります。
展示がとてもおしゃれですね。海外の絵本なんかは、アンティーク小物としてもおしゃれだなと思います。
店内奥は、文学、小説コーナーです。ぎっしりと本棚に並べられています。
まどそら堂は、絵本、洋書絵本、サブカルコミック、写真集、SF、文学、など幅広く取り揃えていますが、なんと言ってもセレクトのセンスがいいんですよね!
お店のコンセプト通り、「何だかおもしろい、何だかカワイイ」本がたくさん見つかります。
固い内容の本ばかりでなく、雑誌や写真集、絵本など、読みやすい本が揃っているのが、他の古書店との違いかもしれません。
絵本も充実しているので、お子さん連れにもおすすめですよ。
なお、本のラインナップは頻繁に入れ替わります。定期的にお店をのぞいてみると、新しい本に出会えると思います。
古書だけでなく、アンティーク小物がおしゃれ
店内は古書だけでなく、所々にアンティークな小物が飾られています。
店内入口には、昭和を感じるカラフルな飾りや、昔なつかしのデジタル時計なんかもありました。
それに、これまたなつかしい、グラスコップも置いてました…!
古書と一緒に、アンティークな小物が飾られていることで、レトロ感や、なにやらおもしろいものがありそう!という雰囲気が、すごく演出されているように感じました。
一部販売もされています。ヴィンテージなポストカードや、なつかしの雑誌の付録など、見てても楽しいですし、好きな人にはコレクションとしてもいいですね!
まどそら堂は、レトロでかわいらしい雰囲気を味わいながら、ちょっぴり変わったセンスの良い本に出会える古書店です。
本好きの方も、レトロ好きな方も、サブカルチャーの発信地でもある国分寺の古書店をめぐってみてはいかがでしょうか?
国分寺を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください!
古書まどそら堂
住所:東京都国分寺市南町2-18-3 国分寺マンションB1F
アクセス:JR中央線・西武国分寺線・西武多摩湖線「国分寺駅」南口から徒歩約2分
営業時間:13:00~19:00
電話番号:042-312-2079
定休日:火曜日