国分寺駅から歩いて約13分。
住宅街の一角に、ふわっと揚げ物の香りが漂う「コロッケの丸愛」さんがあります。
何度も訪れているお気に入りのお店で、店主さんはじめ、スタッフの方々のやわらかな雰囲気とお惣菜屋さんらしい親しみやすさに、ほっとする時間をもらえます。
お店の前を通ると、どこか懐かしい香りに誘われて、つい足を止めてしまう。
そんな、地元の人の日常に溶け込んだお惣菜屋さんです。
地元野菜「こくベジ」で作るコロッケ
丸愛さんのコロッケは、地元野菜「こくベジ」を使った季節の味が魅力。
店主さんにおすすめを尋ねると、「一番人気は里芋コロッケ！」とのこと。
種類が豊富で、どれにしようか迷ってしまうのですが、今回はメンチカツ・里芋コロッケ・チーズクリーム入りコロッケの3種類を購入しました。
メンチカツは、ジューシーなお肉に甘くてシャキッとした玉ねぎがアクセント。
食べ応えがありつつ、後味は軽やか。
一番人気の里芋コロッケは、しっとりなめらかな舌触りで、優しい味わい。
チーズクリーム入りコロッケは、里芋にチーズが合わさり、なめらかさにむっちりがプラスされ、最強の食感！個人的イチオシです♪
どれも丁寧に作られていて、素材の良さがしっかり伝わってきます。
お惣菜のラインナップも豊富で、ショーケースにはマカロニサラダやポテトサラダなど、つい手を伸ばしたくなる一品がずらり。
どれも手作りで、どこか家庭の味が感じられます。
コロッケだけでなく、メインから副菜まで揃うので「ここで買えば今日の食卓が完成！」という安心感も。
夕飯づくりをがんばる人の味方です！
取材の日は揚げたて＆麦茶のサービスも
取材の日には、「ビーフコロッケ揚げたてだから、食べてく？」とサービスしていただきました。
「ソースかける？ビールも出そうか！？」なんて冗談交じりにお話ししてくださる気さくな店主さん。
麦茶もコップいっぱいに注いでくださり、思わず笑顔がこぼれます。
揚げたてのコロッケは格別！
噛んだ瞬間にサクッと音がして、熱々のお芋とビーフの旨味が広がります。
これは思わず「ビールください！」と言いたくなるおいしさ。
店主さんの一言にも納得です。
ベンチで食べていたら…その香りに誘われて？
お店の前のベンチで、揚げたてのビーフコロッケを頬ばっていたときのこと。
よほどおいしそうな顔をして食べていたのかもしれません……
通りすがる方がチラチラとこちらを見ながら通り過ぎ、少ししてから戻ってきて購入していく姿がありました。
ベンチで食べていた時間はわずか5～10分くらいだったのですが、その間だけでも4名の方が購入なさっていました！
揚げたての香りに誘われて、つい立ち寄りたくなる.。
そんな引き寄せる力が、このお店にはあるんだなぁと感じました。
子どもも大喜び！駄菓子のサービス
別日に子どもと訪れたときには、「お菓子好きなのどうぞ～」とスタッフの方が声をかけてくださり、横を見ると駄菓子のボックスがずらり！
ラムネ、うまい棒、おせんべい、ゼリーなど……子どもは目を輝かせながら選んでいて、その姿に私までほっこり。
こういう心づかいが、親子連れには本当にうれしいんですよね。
そして案の定、子どもが「食べて帰ろう♪」と言うので、お店の方に「とんかつだけベンチで食べて帰りたいのですが…」というと、「切ろうか？ソースもかける？」や「お皿にいれてあげようか。お箸もどうぞ」と、今回も変わらぬあたたかい心遣いに感激！
あっという間にペロリと平らげ、食卓に並べるために購入したはずが、おいしくて食べきってしまいました！
帰り道に「明日も行こうね！」と、とびきりの笑顔で言うわが子。
子どもから大人まで、思わず笑顔になる魅力があるからこそ、地域に根づき、長く愛されているんだなぁと感じました。
テレビでも紹介！地元で愛される人気店
店内には「路線バスの旅」で紹介された際のサインが飾られており、地元ではちょっとした有名店。
「国分寺のお店大賞」では準グランプリを受賞し、店頭には「グランプリめざして頑張ります！」というメッセージも。
地域への愛と誇りが伝わってきます。
手づくりのやさしさにまた会いたくなるお店
「コロッケの丸愛」さんは、味の良さはもちろん、スタッフさんの温かさや、地域とのつながりがぎゅっと詰まったお店です。
国分寺駅から少し歩くだけで、ほっとする時間が待っています。
季節ごとに変わるコロッケの味と、変わらないやさしさ。
心がほどけるような、手づくりの味に出会えます。
国分寺に来たら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
コロッケの丸愛
住所：東京都国分寺市東元町2丁目11-8
アクセス：JR中央線「国分寺駅」より徒歩約13分
ぶんバス「元町駐在所」下車徒歩約30秒
TEL：042-321-5995
営業時間：10:30-18:00
定休日：月・火・水
駐輪場：あり
駐車場：あり
