国分寺で長年愛され続けている街イタリアン!メランツァーネ

今でこそイタリア料理店は珍しくなく、国分寺駅周辺にも人気のお店がたくさんあります。

でも時代が昭和から平成に変わったころは、都心ならともかく、国分寺ではまだまだ珍しかったのではないでしょうか。

その頃から地元で長年親しまれ愛され続けてきたお店が『メランツァーネ(Melanzane)』さんです。

国分寺駅南口を出て徒歩2分ほどのところにあるビルの奥にあります。

シェフの看板が目印

こちらの木彫りの楽しい看板が目印です。

訪れたのは、午後2時過ぎ。なんとかランチサービスの時間に間に合いました。

奥に入っていくと、またまたシェフの看板が。

中に入ってみましょう。

内装はこんな感じです。

落ち着いていて温かみがある雰囲気。
長年の友だちの家に来たようななつかしさを覚えます。

お得なランチタイムサービス

11:30から15:00までのランチタイムでは、すべてのスパゲティーをランチセットに選ぶことができます。

そのままの値段で、パンとサラダつき。
中盛り・大盛りはサービスです。

おまけにコーヒー、紅茶は通常の半額で付けられます。

スパゲティーは、トマトソースやクリームソース、オリーブオイル仕立て、それに和風までたくさんの種類があります。

どれもおいしそうで目うつりしてしまいますが、今回は店名にもなっているメランツァーネを選びました。

こちらは、ナスとアンチョビをオリーブオイル仕立てにしたパスタですね。

メランツァーネとは、ナスを意味するイタリア語だとのこと。

せっかくですから大盛りをたのむことにします。

セットのパンとサラダ

最初に運ばれてきたのは、セットのパンとサラダ。

ブロッコリーは心地よい歯ごたえがあって、ちょうどよい茹で加減でした。

パスタへの期待が高まります。

メランツァーネ・パスタ

いよいよメインの登場です。

ニンニクの香りが食欲をそそります。

ではいただきます!

パスタはちょうどよい固さです。さすがはプロ。

自分で作ると、なかなかこうはいきません。固すぎるのを避けようとすると、どうしても茹ですぎてしまうんですよね。

アンチョビをちょっとずつパスタに絡めながら口に運ぶと、濃厚なコクが舌の上で広がります。

アンチョビだけでパスタを作っても間違いなくおいしいでしょうが、この料理の主役はやはりナス。

ほどよい火の通し方で、固すぎずやわらかすぎずきれいに形が残り、皮もツヤツヤしています。

まずはナスだけで食べてみます。

アンチョビの出汁とニンニクの風味がたっぷり溶け出たオリーブオイルを吸って、旨味がいっぱい。

これはおいしい!

こんどは、ナスのまわりにパスタをくるくると巻いて、ひと口。

色々な味と香り、食感があわさって、さらにおいしさが増しました。

フォークを持つ手が止まらず、けっこうなボリュームがありましたが、あっという間に完食しました。

デザートもたのみました

もう少し食べたかったので、デザートとコーヒーをたのむことにしました。

「バニラアイス プラムソース添え」
「ブラッドオレンジシャーベット」
「ベイクドチーズケーキ」
「ガトーショコラ」

心ひかれるデザートメニューが並んでいましたが、迷った末にベイクドチーズケーキにしました。

ほどよい甘さのケーキと香り高いコーヒーは相性抜群。

大満足で食べ終わりました。

ごちそうさまでした。

愛され続けて36周年

この日私がいたのはランチタイムの終わりごろでしたが、大学生くらいの若い男性から年配の女性まで、幅広い層のお客さんがいました。
まさに老若男女に親しまれていることがうかがえます。

接客は温かみがあり、オーナーさんとお店の人たちとのやりとりもほほえましく、アットホームな雰囲気にあふれていました(看板の木彫りのシェフとオーナーさんは少し似ていました)。

そんなメランツァーネさんは、今年で36年目だそうです。

今回訪問して、それだけの長い年月の間愛され続ける理由がわかった気がします。

皆さんもぜひ足を運んでみてください。

メランツァーネ
住所 : 東京都国分寺市南町3-18-11斎藤ビル1F奥
アクセス : JR中央線「国分寺駅」徒歩約2分
     JR中央本線「国分寺駅」徒歩約2分
     西武国分寺線「国分寺駅」徒歩約2分
TEL : 042-325-6660
営業時間 : 11:30-20:30(ラストオーダー20:00)
定休日 : 木曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。