緑豊かでのどかな国分寺ですが、かつてはサブカルチャー発祥の地として知られており、街には喫茶店や古書店など個性的なお店がたくさんあります。
今回はそんな「サブカルチャー」な国分寺のイメージにぴったりな、レコード店をご紹介します。
創業は1982年、40年間にわたって中央線沿線の音楽好きに愛されてきた、珍屋(めずらしや)です。姉妹店は中央線の立川駅にあります。
中古やセレクトのレコード、CD、DVDなどを豊富に取り揃えていて、音楽好きにはたまらない、知る人ぞ知るレコード店なんです。
前から気になっていた珍屋に、初めて訪れてみました!
レトロでなんとも味のある、店構え
珍屋は国分寺駅南口から徒歩5分ほど、裏通りの落ち着いた場所にあります。
ポツンとお店が建っていて「こんなところにレトロなレコード店があるなんて知らなかった!」という第一印象でした。
白い木をつかったビンテージ風の外観で、「CD-RECORD珍屋(めずらしや)」の看板が目印です。
いかにも変わったものが置いていそうな、なんとも味のある雰囲気が、お店の外にいても伝わってくるようでした。
店内に入ると、店主さんが「いらっしゃいませ」と和やかに声をかけてくれました。
箱の中にはレコードが所狭しと置かれ、壁沿いの棚にもCDやレコードがぎっしり並んでいます。
店内はレコードの温かみある音色と、なんともいえない古いレコードの匂いで、独特な雰囲気がただよっていました。
品揃えが豊富なレコード店
珍屋は品揃えが豊富で、日本の歌謡曲から、ジャズ、ソウル、ブルース、ロックなどオールジャンルが揃ったレコード店です。
日本の歌謡曲コーナーにあった松任谷由美のレコード。
邦楽のレコードは、当時のリスナーにとってはお宝品で、コレクターも結構いるようですよ!
CDの取り扱いも豊富です。中には1枚300円ぐらいの手頃な品もあり、なつかしの掘り出し物が見つかるかもしれませんね!
珍盤やレア盤に出会えるチャンスも!
邦楽だけでなく洋楽も充実していました。
映画音楽のコーナーと、ビートルズの名盤です。
洋楽のレコードはジャケットがおしゃれで、壁に飾られているだけで雰囲気が出ますよね。
探し物やわからないことがあれば、店主さんに聞いてみるといいですよ。
音楽、レコード愛に溢れた店主さんで、常連のお客さんとにこやかにお話している姿も見受けられました。
お店にはレコード針やコードスプレー、クリーナーなど、レコード用品もありました。レコードの始め方や修理などの相談もできますね。
ネットショップも充実していて、入荷情報をお店のホームページやSNSで知れますが、来店して雰囲気を味わうのがおすすめですよ!
珍屋は中央線沿線で長年愛されている、昭和なレコード店です。
サブカルチャーの街として知られた、国分寺らしいお店の一つです。
国分寺にはこうした古き良きなつかしの個性的なお店がたくさんあるので、レトロを感じにぜひ一度訪れてみてください!
珍屋 国分寺南口店
住所:東京都東京都国分寺市南町2-17-10
アクセス:JR中央線・西武国分寺線・西武多摩湖線「国分寺駅」徒歩5分
参加受付時間:11:00-20:00(年中無休)
電話番号:042-326-0359
※臨時休業する場合があります。最新情報は店舗にご確認ください。