小麦ってこんなに甘くて香ばしくておいしかったのですね。
パンを通して小麦のおいしさをあらためて実感♪
ぜひ一度は食べてほしいと感動したパン屋さんをご紹介します。
それは、天然酵母と国産小麦を使用しているパン屋リンカランです。
うれしいことに、国分寺市にはおいしいベーカリーがたくさんあります。
小麦アレルギーになってしまうほどパン好きな私は、今まで数多くのおいしいパンを食べました。
その中でも、こんなに小麦のおいしさを伝えてくれたパンは久しぶりでした。
何というのでしょうか、小麦の素材の味そのものを引き立たせるパンという印象なのです。
パン屋リンカランはカフェスローの隣にあります♪
パン屋リンカランに向かうには、国分寺駅の南口を出て、左方向の信号を渡って、殿ヶ谷戸公園を左手に見ながら坂道を下ります。
下りきって道路に出たら信号を渡り、左に歩くとすぐ右手に見えてくるはずなのですが、あれ?どこ?

実は、パン屋リンカランは、カフェスローに隣接しています。最初は気づきにくいかもしれませんが、カフェの中庭を入って右奥にあります。
訪問した日は、カフェスローの中庭で春のマルシェが開催されていてたくさん人が集まっていました。
奥に行くと、2019年10月のオープン当初から使用している木の看板とイラストが出迎えてくれました♪

リンカランと書かれた看板は大きな木のスプーンに支えられています。
リンカランというのはインドネシア語で「輪・丸・円」などの意味があります。

ドアや、OPENと書かれた三角形の木には、直接文字や絵が描かれているのでしょうか?
ケーキなどのスイーツの絵とomiさんのおかしの日という文字が目にとまります。

パン屋リンカランの営業時間は、金土日の11時半から16時までです。
開店当初は木金土日だったようですが、現在は変わっていました。
その名残りの看板を見つけてしまいました(笑)。
後ろ向きにさりげなく置いてあったのが可愛らしいです。

パンのイラストの中にパンの文字が、その隣にPANの表記がある看板は、木の色合いがパンの焼け具合のように見えておいしそうに感じました(笑)。

魔女の宅急便を観てパン職人になろうと決めたという店主さん
店内に入るとパンの香ばしい香りと木のぬくもりを感じました。
そしてカウンターでは、店主さんが出迎えてくれました。

店主さんは、写真学校を卒業後、アニメ映画の「魔女の宅急便」を観てパン屋になろうと決意したそうです。
都内の数カ所のパン屋で修行を積み、自ら研究を重ねた自家製のホップ酵母を使ってパンを作っています。
アニメを観てパン屋になりたいなんて!微笑ましくて思わず笑ってしまいそうになりましたが、ステキな感性だと思いました。
いったいどんなパン屋さんだったか、アニメを観たはずなのに思いだせず、もう一度魔女の宅急便を確認したくなりました。
調べてみると、なるほど!山型食パンや大きなカンパーニュなどグーチョキパン屋のパンは本当においしそうでした(笑)。
そういえば、同じく宮崎駿さんが関わった「アルプスの少女ハイジ」のアニメでハイジが食べていたパンを思いだしました♪
溶けたチーズをのせたパンが本当においしそうで、当時私も食べてみたいと思った記憶があります(笑)。

店主さんにお話を伺ったあと、店内を見渡すと、レジカウンターの後ろには窓が大きくて明るい厨房が見えました。

店の左奥はカフェスローにつながっていました。
時間限定かもしれないので要確認ですが、金曜日はカフェスローでのイートインも可能のようです。

明るい窓のおかげで、店内から外の中庭が見渡せます。

店主さんのこだわりが感じられるステキな店内ですね。
シンプルで食べやすくクセのないパンはクセになる小麦のおいしさ
パン屋リンカランは、毎日の生活に根付くようなパン作りをモットーとしています。
店内を見渡すと、ハード系のパンが多い印象です♪
見た目はシンプルですが、興味深いパンがたくさん並べられていてワクワクしました♪
そして食べ応えがありそうなくらい1つ1つのパンは比較的大きくて、それでも価格帯はとてもリーズナブルで驚きました。

オーガニックチョコがふんだんに使われているチョコ食パン。
トーストしたら中のチョコが溶けておいしそうですね♪

間違いない!と思う組み合わせのいちじくとクランベリーとくるみのパン。
おいしそうだな、と見ていたからか?店主さんが試食をさせてくれました。

お店のおススメはなんですか?と店主さんに聞くと、人によって好みもいろいろなのでということでした。
すべて自信作ではあると思いますが、インスタグラムをたどって見ていくと、やっぱり山パンが看板メニューのようです。
ポスターや表の看板やさまざまなところに登場する山パンですが、店主さんは当初、食パン専門店を考えていたそうです。
ところが食パン専門店ブームが起こり、流行りにのるのは嫌!と他の種類のパンも作り始めたということでした。
なので、やはり原点は山パンですね♪

食パンはお店でスライスもしてくれます。

珍しいサンマスカットレーズンのパン。
レーズンパン好きな私はとても気になります。

ブラウンブレッドは全粒粉をたくさん使用したパン。
サンドイッチがおススメだそうです。

食パンを丸いかたちにして食べやすくした、ちびパンは、お子さまにもやさしいですね。
それにしてもこのお値段、とてもリーズナブルだと思います。

山パン生地のカンパーニュとあります。
実は私、この「山パン生地」の意味がわからなくて、もしかしたら店主さんの名前が山口なので、オリジナル配合の生地なのかと思いました。
でも、なんとなく違う気がして、少しだけパンのことを調べてみました。

前述した山パンは山型食パンの略称で、食パンは山型食パンと角型食パンの2種類があります。
リンカランの山パンは自家製ホップ酵母で作られていて酸味が抑えられ、とても甘くもちもち食感のパンです。
カンパーニュは一般的に全粒粉やライ麦などを使用して、少し酸味のあるハード系のパンのことです。
このカンパーニュを食パンの生地で作ると、外側はサクッと内側はしっとりもちもちで甘みがあって食べやすくなるそうです。

無農薬で安心のブルーベリージャムは、お値段もお手頃です。
パン屋リンカランのスイーツは日時数量限定のomiさんのおかし♪
店内には、入口のドアにも描かれていたomiさんのおかしコーナーがありました♪
日時や数量も限られていて、ジャムやクッキー、シフォンケーキなどが人気ですぐに売り切れてしまうようです。
実は私、学生時代のニックネームがomiで、なんとなく親近感がわいて気になっています(笑)。

訪問した日はこの4種類でしたが、他の種類は、売り切れてしまったのでしょうか。
次は必ずomiさんのシフォンケーキを食べてみたいなと思いました。

パンだけじゃない?!リンカランは謎解きのようにおもしろい
パン屋リンカランには、これはどういう意味なのだろう?と思うような不思議でおもしろい物がたくさん置いてあります。
見れば見るほど気になってくるのです。
鼻がパンになっているリンカランのポスター。
パンの耳ではなく、なぜか鼻なのがおもしろい(笑)。
口は、魔女の宅急便のキキがのっている空飛ぶほうきのようにも見えます。

緑がいっぱいのまだ作り始めのドライフラワーはお店の雰囲気にとても合っていました。
気になったのは、額に入った花のイラストです。
窓ガラスに描かれているお花と同じように見えますが、何の花なのでしょうか?

バンクシーの「風船と少女」や、お猿さんの絵本?、時計はなぜ16時20分なのかも気になってしまいます(笑)。
棚の一番上に置いてある不思議なかたちのバッグは何なのでしょうか?

黒板アートの良い点は、台風の時などで絵が消えてしまっても、描き直してもらえること、とインスタに書いてありました。
黒板アートをじっくり見ていると、太陽とパンの関係や、スプーンにのっているものは天然酵母なのか、想像力がかきたてられて楽しいです♪

育てている宣言をしているこの鉢にはいったい何の植物が植えられているのでしょうか?(笑)

店主の想いが心に響くリンカランのパン
この日私は、サンマスカットレーズンのパンとチーズとハーブのパン、そして大好きな組み合わせのいちじくとクランベリーとくるみのパンを購入しました。
サンマスカットレーズンのパンは、マスカットの香りと甘さが口の中で広がって本当においしかったです。
まさにマスカットとレーズンの両方の良いところが活かされていて、そこに小麦の甘さが交わって至福の時でした。

ハード系のパンはそのままでもおいしいのですが、アルミホイルに包んでオーブントースターで軽く焼いたり、電子レンジでラップをかけずにチンして食べたりするのもおいしいと思います。
面倒くさがりの私は、電子レンジでチンしました(笑)。
500Wで1分温めるだけで、外側のパリパリ感はそのままで、中はやわらかくもっちりして、とてもおいしかったです。
食べながらなんとなく、ですが、店主さんを思い出してしまいました?!
実は、初めて店内に入った時に店主さんが出迎えてくれたのですが、一見黙っていると少しコワオモテ?!(ごめんなさい!)の第一印象でした。
でも優しい声や柔らかい物腰で声をかけてくださって、一瞬で緊張がほぐれて、来てよかった!と感じさせてくれました。
外側はハードで、中はやわらかくて優しい感じが、店主さんに似ているなと思ってしまいました♪

チーズとハーブのパンは、チーズとオレガノ、バジルの2種のハーブがとても効いていて、とてもおいしかったのですが、何よりも驚いたのはその小麦の甘さと旨みでした。
冒頭にも書きましたが、これが本当の小麦のおいしさなのだなぁと心にガツンと響いて感動しました。
パン屋リンカランのインスタをずっと過去に追っていくと、店主さんのこんな言葉を見つけて、さらに心が熱くなりました。
~インスタグラムより引用~
「昔書いた、創業ノートみたいな落書きに
将来どういうお店にする?というテーマがあって、敷居を限りなく低いお店にしたいなぁ!と呑気に書いてありました。
ただ方向性はあながち間違ってはいないようで、敷居だけではなく、小さなお子さまから人生の大先輩までが食べやすいパンに!と作っている気がします。
普段の暮らしと同じように、普通に手に入るものの中で安心だと感じるものを使い、余計なものは使わず、作れるものは自分の手で作る。
決して特別なパンではないけれど、あそこでいっか!と安心に思ってもらえるパンを作れたら幸せだなと、酸味もクセもないパンを作っています。」
ほんとうにその通りのパン屋さんでした♪
パン屋リンカラン
住所:東京都国分寺市東元町2丁目20-10
アクセス:JR中央線・西武国分寺線・多摩湖線「国分寺駅」から徒歩約5分
TEL:042-312-0998
営業時間:11:30-16:00
定休日:月火水木

























