恋ヶ窪周辺には、店主のこだわりがありつつ居心地のよい珈琲ショップが数多くあります。
そしてひっそりと、まるで隠れ家のように点在していて見つけた時は感動的なのです。
今回ご紹介するのは、奇跡のように出遭えたお店「焙煎珈琲いずみや」です。
2015年1月オープンの、ハンドドリップ珈琲と珈琲豆とビンテージ食器も販売しているお店です。
赤いテントとオレンジの車が目印の焙煎珈琲いずみや
恋ヶ窪駅からは、徒歩14分くらいの場所にありますが、住宅街のなかにあって、目印となるものが近くにあまりないため、到達するのに少し時間がかかるかもしれません。
オーナーさんいわく、難所カフェと言われているそうです(笑)。だからこそたどり着けた時は、よろこびもひとしおですね♪

訪問した日は連日の台風の影響で赤いテントが濡れていました。
木のドアと看板が長年ここにお店を構えてます♪と伝えてくれているようでした。

よく見るとドアにのすりガラスがレトロで、どこかほっとする雰囲気のドアです。

珈琲豆とビンテージ食器のお店の文字が木の板に書かれていて、すでにビンテージ感満載です。
やさしい木のぬくもりの店内と珈琲の香り
ドアを開けると「え?」とびっくり。目の前は壁で、左には地下に降りる階段がありました。

照明のランプがキレイでおしゃれで、室内なのに外にいるような、まるでヨーロッパの街中の路地に迷い込んだ気分になりました。

階段の下から見上げた景色がこちらです。
ペパーミントグリーンの色と木のぬくもりが温かくステキなのですが、思いのほか急な傾斜の階段です。
この階段を降りて来店できるということが、ある意味お客さまにとっての健康のバロメーターのようになっているとオーナーさんが話されていました。

階段を降りてドアを開けると、かわいらしい空間が目のまえに広がりました。
店内に入ってすぐ左手に大きなカウンター席が6席あって、奥にテーブル席が2席あります。

山吹色の壁の色があたたかく店内を包みこみ、棚にはたくさんの絵本やお子さま向けの本が置いてあります。

手書きの特別メニューが何枚か壁に貼ってあります。エアコンを隠すように設置された黒板には、その日のお菓子が白いチョークで書かれていました。
その隣にはビンテージのマグカップが並べられた棚があります。

カウンターの上や下には人形やぬいぐるみなどもたくさんあり、お子さまと一緒に来店するお客さまも多いのでしょう。
また、夏季限定メニューでしょうか、かき氷機もありました。

珈琲など飲み物やスイーツなどのテイクアウトもあり、珈琲豆の量り売りもしています。
マイカップや容器を持参すればそこに入れてもらうことも可能です。
夏季はかき氷のテイクアウトもOKだそうです。
1つ1つがていねいなメニュー♪そして良心的価格
メニューにあるかわいらしいイラストのロゴは、オーナーさんが昔から大好きなイラストレーターさんに描いてもらったそうです。
その意味は、来店するお客さま自身や自分のお子さま、または昔の自分、あるいはパートナー、おじいちゃんおばあちゃんなど、見る人の想像でイメージできるものだそうです。

焙煎珈琲いずみやは、ハンドドリップ珈琲で、豆をその場で挽いて一杯一杯をていねいにドリップしてくれます。
それなのに珈琲が550円からという価格は、とても良心的すぎませんか?(笑)。
また、よく見ると珈琲チケットというものもあります。
利用すると1杯お得になるので、常連さんにはうれしいですね♪

私は、30分近く自宅から歩いてきたこともあり、暑かったので冷たい飲み物が飲みたくて、
おすすめの氷出し珈琲を注文しました。
12時間かけてゆっくり抽出された氷出し珈琲です。

後味がすっきりしていて、でも香りも味も芳醇なアイス珈琲でした♪

大好きなシナモントーストも一緒に頼みました。
トーストの弾力と厚み、シナモンの香りが口のなかに広がって、とてもおいしかったです♪
国分寺にある木もれびさんのパンを活用されることが多いとのことでした。
ファイヤーキングというビンテージ食器の魅力
焙煎珈琲いずみやでは、ビンテージ食器も販売しています。
実は、私がどうしても来店したかった理由の1つがこのビンテージ食器でした。
アメリカのビンテージ食器、ファイヤーキングの写真が焙煎珈琲いずみやの口コミにのっているのを見て、居ても立っても居られなくなりすぐに訪問しました。
ファイヤーキング自体は、1941年に始まった食器ブランドで、アメリカ生産は1986年に終了しています。
陶器とは違うガラス独特の透明感があるミルクグラスが特徴です。

棚にはファイヤーキングのミルクグラスのコーヒーカップが並べられています。

ファイヤーキングの雑誌もたくさん置いてありました。
オーナーさんにファイヤーキングの話をしたら、ビンテージの食器を見せてくれました♪

ファイヤーキングで人気のジェダイシリーズ。
キレイな翡翠のようなグリーンの色が特徴です。
久しぶりに手に取ることができて感動しました♪
ファイヤーキングは丈夫で普段使いできるのも魅力の1つですね。

なかでもレースエッジというお皿のふちがレースのように穴があいているものが、私はとても好きで、焙煎珈琲いずみやの口コミにスイーツとこのお皿がのっているのを発見して狂喜乱舞しました(笑)。
アメリカ生産品はビンテージ食器として存在し、現在はファイヤーキングジャパンが権利を買って、新たに生産をし続けてくれているようです。
好きなビンテージ食器を選んで珈琲やスイーツを♪
焙煎珈琲いずみやでは、カップを選ばせてくれるので好きなビンテージ食器でドリンクの注文ができます。
さっそく、ファイヤーキングのジェダイシリーズのカップを選んで、お店オリジナルの恋ヶ窪ブレンドを注文しました。

やわらかいカップのフォルムと珈琲の香りに癒されました♪

そして、大好きなレースエッジのお皿に本日のお菓子、米粉のオーガニックバナナケーキをのせてもらいました♪
オーガニックバナナケーキの自然な甘さとミルクグラスのかわいらしさがマッチして、思わずニンマリしてしまいました(笑)。

はちみつのアクセントもお皿と合っていますね♪
また、オーナーさんと話をしているうちに、なぜか推し活の話になって(笑)こんなソーサーとカップを見せてくれました♪

韓国のボーイズグループ、今や世界的ポップスター、BTSのカップとソーサーです♪
ヒット曲の「Butter」の文字がカップの内側に刻まれています。

陶器メーカーのノリタケとのコラボ製品だそうです。
もちろん、このカップを選んで珈琲を注文することもできます♪
BTSファンのかたには、とてもうれしいサービスではないでしょうか?
焙煎珈琲いずみや誕生秘話♪奇跡のような出合いの連鎖
店内でもう1つどうしても気になることがあって、オーナーさんにお尋ねしました。
店内の中心にある、立派なカウンターのことです。
珈琲ショップのカウンターにしてはめずらしい形のものだなと店内に入ったときから感じていました。
まるで高級鮨店によく設置されているような品質と独特なカウンターの形状、なにか特別なものなのか気になりました。

お店をオープンする際に、どうしても一枚板のカウンターにしたかったというオーナーさんのこだわりがあったそうです。
ただ、施工会社の大工さんからも予算的にかなり厳しいという話を聞いて、半ばあきらめかけていたということでした。
ところが、その後オーナーさんがよく行く御宿のカフェで奇跡的にこの独特な形状の一枚板と出会ったそうです。
お値段も破格で売り出されていて、大工さんに相談したら1つ返事で、現在のいずみやのカウンターに設置できたということでした。

本当にほれぼれするくらい立派なカウンターですね♪

ビンテージ食器のファイヤーキングは、もともとはアメリカ製なので、アメリカンカントリー調で木目が特徴のインテリアともよくマッチします。
このカウンターとも見事にピッタリ合いますね♪
そして、奇跡の連鎖はまだ続きました。
施工を受け持った大工さんが、このファイヤーキングジャパンがとても好きなかただったそうです。
そのことがきっかけで、大工さんとの距離も縮まり、施工中も楽しく進んだそうです。
テーブル席のテーブル板は、なんと大工さんがどこからか一枚板のカウンターに合ったものを見つけて設置してくれたということでした。

カウンターとピッタリ合いますね♪

そして、このテーブル席の脚ですが、なんと昔懐かしい足踏みミシンになっています!

JUKIの文字があって、ハンドルが横に付いていて、私が子どもの頃に母や祖母が使っていたものと同じでした。
ミシン台を再利用するなんて素晴らしいですね。

ミシンについていた引き出しは、大工さんがカウンターの下に取り付けてくれたそうです。
クリエーターさんたちのイベント開催も♪
焙煎珈琲いずみやでは、さまざまな作家さんやクリエーターさんの作品を販売や展示しています。
店内に入って一番奥の壁の棚に多くの作品が飾ってありました。

また、入口に入って左側の壁には、クリエーターさんたちのサインが書かれていて、イベントのチラシも貼ってあります。

また、店内で作家さんやクリエーターさんのイベントの開催などもおこなわれています。
今回お店を訪問したときには、近々マジックショーを開催予定だとお伺いしました。目の前でマジック鑑賞ができるなんて、とても楽しみですね♪
焙煎珈琲いずみやが愛される理由はオーナーさんの引き寄せ力
焙煎珈琲いずみやが、地元で11年以上愛されているのは、なんと言ってもオーナーさんの魅力による引き寄せの力だと強く感じました。
ていねいなハンドドリップ珈琲と国産品などの身体によい材料にこだわったスイーツなど、オーナーさんの優しいこだわりがお客さまに伝わっていると思います。
また、お菓子作りがとても苦手です!とSNSで公言してしまうかわいらしさがあって、それでも一生懸命努力していてその姿は見る人を惹きつける力があります。

ご両親が飲食店を経営されていたそうですが、お母様に飲食の道に進むことを反対されて、12年間OLをしていたそうです。
それでもあきらめきれず、職業訓練で6か月焙煎技術を学び、焙煎珈琲いずみやをオープンしました。
ふんわりと優しい雰囲気なのに芯はとてもしっかりしていることが話していても感じられて、初めてお会いしたのにとてもファンになってしまいました。

ファイヤーキングも見た目はふんわりと優しいフォルムと色合いですが、ガラス食器としてはとても強いです。
オーナーさんに似ているなと感じました♪
焙煎珈琲いずみや
住所:東京都国分寺市東恋ヶ窪3-35-3
アクセス:西武国分寺線「恋ヶ窪」駅から徒歩約14分
営業時間:11:00-18:00
定休日:・土・日・祝日(不定休あり)
駐車場:なし

























