いつもお店のシャッターが閉まっているのに、散歩していて通りかかったら奇跡的に開いてた!とか、運命のように遭遇できた幻のお店とか、ワクワクするそんな出会いが好きです。
土地柄なのか、東恋ヶ窪にはそんな風に出会うお店が多いような気がしています。
パン屋志茂を知ったきっかけも偶然のような奇跡のような出会いでした。
パン好きな私は、わりと新しいお店や行ったことのないお店をグーグルマップでよくチェックしています。
パン屋志茂は、アイスパンの写真の投稿を見て「すぐに行きたい!」と思いましたが、その日は月曜日で定休日でした。
その後も何度か行こうとするも営業日と合わず、これはご縁がないのかなと少ししょんぼりしていたところに、急遽仕事のお休みが入りやっと訪問できました。
いつも閉まっていると言われるお店は週3日だけでも会えるとうれしい♪
パン屋志茂は、国分寺駅からは徒歩約16分と少しはなれた場所にありますが、それでも1度はぜひ足を運んでほしいお店です。
国分寺駅北口を出て左手に歩き、不二家と大黒屋の間の道を入り、しばらく歩くと西武多摩湖線の踏切があります。
踏切を超えて右手方向に線路沿いに歩くと最初の踏切がある交差点に着きます。
その交差点を左に曲がって踏切と反対側にまっすぐ歩くと、少しだけ上り坂になり、その坂の途中の右手にお店があります。

お店のある建物の背後には大きなマンションがあり、きっとその住人の方たちが、パン屋志茂の常連さんなんだろうなと思いました。

シンプルですが、絶妙にセンスが良い外観です。

外壁の色味と質感、細い木製のドアがやさしいバランスをとって、見る人をほっこりさせてくれるのかな?と感じました。
そして、お店がオープンしていたらとてもラッキーです(笑)。
パン屋志茂の公式インスタグラムのなかで「いつ通っても開いていない、と言われる、うちの店」というタイトルで2019年から2025年までの7年間のシャッターが閉まっているお店の様子を、ユーモアたっぷりに動画で配信していて、思わず笑ってしまいました。
たしかに、営業日は火曜、木曜、土曜の3日間で、営業時間は11時から15時まで。また、売り切れたらその時点で閉店という、なかなか訪問するのが難しいお店ではあります(笑)。

なのでやっと訪れることができて、とてつもなくうれしかったです♪
「あ!シャッターが開いている♪」と、同じような体験をしたお客さんも多いかもしれません(笑)。

お店の前の看板には、列に並ぶための案内が表示されています。
予約分のみの受け取りのお客さんは右側へ、当日分のみ、または予約分に当日分を追加の場合は左側の列に並びます。
パン屋志茂は、開店日の2日前の16時から前日の22時まで予約を受け付けています。当日分のパンがある時は、その日の朝にインスタグラムのストーリーズで案内しています。
予約したけれど、当日別のパンも買いたいというお客さんは左側の列になりますね。
パンが売切れたら閉店になるので予約なしで行く場合は早めに来店を♪
シンプルで丁寧♪そしてあたたかい手のぬくもりを感じるお店

カウンターの真ん中にはメニューが貼ってあるガラス窓があり、予約分と当日分用にカウンターを2つに分けています。
ガラス窓に映る風景が、まるでカウンターの一部になっているようで、ここだけを切り取った写真もとてもオシャレです。

カウンター下の中央にある木製の食パンのかたちをした掲示板は、「ぱん子ちゃん」というそうです♪
当日販売分のパンがまだあるかどうかを知らせてくれます。
また、カウンター下の荷物置きの棚でしょうか?
左側の木のカーブが、お店のシンボルマークの雲のかたちに似ていてかわいらしいです。

カウンター横には、シンボルマークが描かれた看板と、木の額縁に入った毎月の営業日のカレンダーがありました。

カウンター越しに見える厨房は、とてもきれいに整頓されていました。

奥には焼きあがったパンがベーカリーラックのなかにあるのが見えました。
手前のテーブルには予約分のパンが入った紙袋がたくさん置いてありました。
パン屋志茂のこだわりのパンの数々

カウンターのガラス窓に貼ってあるのは、定番のパンと今月または今週かその日のパンメニューでしょうか?
写真入りで丁寧な解説が手書きで書かれていてわかりやすく、そしてどれもみんな魅力的でおいしそうです!

当日分のカウンターの上にはおいしそうなパンたちが並べられていました♪

たまご食パンとたまごパン、どちらもやさしい甘さが特徴で、お子さんにも人気の商品のようです。

やわパンは、国産小麦とスペルト小麦とオリーブオイル、そしてふわふわのやわらかい食感と聞けば、一度は食べてみたくなります。
スペルト小麦とは古代穀物の一種で、7000年以上の歴史がある小麦。品種自体が強く、小麦アレルギーを起こしにくいなどの特長もあるそうです。
その隣の菓酵マンダリンオレンジというパンも、名前から興味をひかれました。

パンを選ぶのに悩んで店員さんにお聞きしたら、あんぱんがおすすめということでした。
あんぱんのなかの餡はこだわりの自家製だそうです。
写真右側のきのこサラダというお惣菜パンは、インスタのストーリーズで当日販売分のパンとして紹介されていました。
このようなパンは売切れてしまうかもしれないので早めに行くことをおすすめします。

どうしても食べたかったアイスパンは、悩んだ末にミルク味を。そしてパン屋志茂の定番のクロワッサンと、店員さんに聞いたその日のおすすめの大福のようなあんぱんを買いました。
本当はもっと買いたかったのですが、私は軽度の小麦アレルギーで1日に食べる量を制限しているため我慢しました。
でも他にもどうしても食べたいパンがあったので、次の営業日にまた訪問するか迷っています(笑)。

帰り道に、外にあった看板の後ろ側で、かわいいぱん子ちゃんが「ありがとうございました」とごあいさつをしてくれました。
1口からはじまる感動的なおいしさ♪パン屋志茂の魅力とは
アイスパンはすぐに食べないとアイスが溶けてしまうので、お店の近くで食べられそうな場所をさがしました。
道路の反対側にベンチが2つありましたが、飲み物がほしかったため、まずは近くのコンビニでドリンクを買うことに。

その後国分寺駅方向に少し歩くと、交差点にステキなベンチがあったので、そこでひと休みを♪
後で調べたら、ここは日立中研北東角ポケットパークというそうです。

キャンディ型の包みと、パン屋志茂のシンボルマークの雲と、ベンチの木がとてもしっくりきて、ずっと前から決まっていた指定席のように合っていました。
交差点の前で通りを歩く人たちも多かったのですが、ここでアイスパンを食べるのがうれしくて、人目を気にせずぱくぱく食べてしまいました♪

実は、アイスパンというものを知ったのも食べるのも初めてです。
包みを開けると……外側はクロワッサン生地でしょうか?!
とてもカリカリに焼き上げられていてバターのいい香りがします♪

クッキーやマカロンなどにアイスをはさんだものは食べたことがありますが、こんな風にサクサクに焼いたパンにはさまれているのは初めてです♪
なかのアイスはバニラアイスというよりはミルクアイスで、濃厚というよりはさっぱり、でもアイスクリームの存在感はしっかりあります。
パンがサクサクで本当においしくて、さらにパンのバターの香りとアイスのミルクの香りが口のなかで広がって、これは絶対にクセになると確信しました(笑)。
実はアイスパンはこの日、ジンジャーシナモン風味のものも売っていました。かなり悩んだのですが、初めてなのでミルクのほうを選びました。
次は、ジンジャーシナモンを食べてみたい!と思いました。

次はパン屋志茂の人気のクロワッサンです♪
一口食べると、まずその食感がとても心地よいサクッから始まって、バターの香りが口の中全体に広がり、そのあとはしっとりやわらかくて甘くて、これはまた食べたくなりますね。
人気があるのがほんとうによくわかります♪
個人的には、実はクロワッサンはパンのなかでさほど上位にランクインしていない種類なのですが、これは違いました!
ほんとうにおいしいです。

こちらは、お店の方おすすめの、大福のようなあんぱんです♪
もちもちのパン生地につぶあんがたっぷり入っていて、甘さもやさしくておいしい♪

この餡は、北海道産大納言を使用して、実際に小豆を一粒一粒を選んで炊いている自家製餡です。
手間がかかっても、あんこのおいしさを第一にこだわっているのですね。

パン屋志茂の店主さんは、レストランやケーキ屋さんでの経験を経て、パン職人になったという経歴の持ち主でした。
一口食べただけで、素材、材料への丁寧なこだわりが伝わってきます♪
そして食材と小麦の種類の組み合わせは、研究に研究を重ねて何度も試行したのだろうと想像できました。
どのパンも魅力的で、そしてやさしい。
全種類食べてみたくなりました♪
きっと店主さんご自身が、丁寧でやさしくて研究熱心で、そして何よりもパンが大好きなのだろうなと強く感じました。
パン屋志茂
住所:東京都国分寺市東恋ヶ窪3-19-2-102
アクセス:JR中央線・西武国分寺線・多摩湖線「国分寺駅」から徒歩約16分
営業時間:11:00-15:00
定休日:月・水・金・日・祝日
駐車場:なし



















