国分寺駅「火災予防フェア」!子どもと一緒に防災意識を高めよう!

だんだん暖かい季節になってきましたね。
国分寺でもちらほら桜が咲いて、春の訪れを実感できます。
新生活を始める人も多いでしょう。

そんな希望に満ちた春ですが、実は火災が多い時期だと知っているでしょうか。

火災といえば空気の乾燥する冬に増えるイメージがあるかと思いますが、3月~5月も火災の発生件数が多い傾向にあります。

冬と同じく空気の乾燥は依然として続いていて、さらに春は強い南風が吹きます。

空気の乾燥と強風は、火の回りを早くする要因でもあるようです。

新生活に向けて浮き足立つ春こそ、火災に対する防災意識を高めなければいけません。

国分寺市では、3月1日~7日にかけて春の火災予防運動が始まり、国分寺駅北口前の広場で「国分寺火災予防フェア」が開催されました。

さまざまな展示や体験コーナーがあり、とても楽しめたのでご紹介いたします。

国分寺市内の安全を守る!国分寺消防署が行う火災予防フェア

国分寺市には、本多、新町、西元町という地域に消防署があります。
本多の消防署がメインの場所で、他の2か所は出張所です。
国分寺市内をこの3つの消防署がそれぞれ受け持ち、火災が起こった際は迅速に対応しています。

今回開催された火災予防フェアは国分寺消防署の方々によって3月5日、11:00から14:00の間に行われ、数多くの人が参加していました。

カラッと晴れて、いい気分です。

火災予防フェアの内容は、防災訓練車による消火体験、ミニ救急車の乗車体験、消防車両の展示です。

それぞれ詳しく紹介していきます!

憧れの消防車が間近で見られる!運転席にも乗れます♪

まず火災予防フェアでも一番印象的な、消防車の展示です。

街中で出動している消防車を見ることはあっても、こんなに間近で見られるなんてなかなかないですよね!
私が見ている印象では、男の子の食いつきがやはり段違いだったように思います!
もちろん女の子も、かっこいい消防車に目を輝かせていました。

私の子どもも図鑑や本で消防車をうれしそうに見ていましたが、実物の消防車に驚きつつ、興味深そうに見ていました!

運転席に座れるようで、防衣に身を包んだ子どもたちがうれしそうに消防士さん気分を味わっていましたよ。

ミニ救急車で出動だ!気分はまるで救急隊員

次は、消防車展示のそばにあったミニ救急車の体験コーナーです。

このコーナーも大人気で、何組もの親子連れが並んでいました。

職員さんに案内されて、緊張気味に乗り込む子どもたちの様子がとても微笑ましかったです。

少しお兄さん、お姉さんな子どもたちは自分でハンドルを操作して、小さい子は一緒に乗った親御さんが操作していました。

私の子どもはなぜかミニ救急車にびっくりしてしまったので、今回は見るだけで楽しみました。

今度火災予防フェアが開催されるときは乗れるといいなぁ。

子どももできる消火体験!まちかど防災訓練車

さて、最後は実際にホースで消火体験ができる「まちかど防災訓練車」です。

昔、小学校の防災訓練で先生たちが消火器を使っているところを見たことがありますが、防災車を使っての消火は初めて見ました。

コンパクトな見た目なので威圧感がなく、子どもたちも安心して体験ができます。

大きな消火ホースがカッコいい!
職員さんのサポートを受けながら、火へ向けて水を発射します。

少し離れた場所から見学していたのですが、水しぶきが飛んできて、消火の勢いのすごさを実感しました。

火に狙いをさだめるのがなかなか難しそうです。
水の勢いに耐えながら消火ホースを持ち続けるのは、とても大変なんですね。

これは子どもたちにとって大切な体験かと思います。
簡易的にではありますが、消防士さんの仕事が簡単なものではないことを体感できるいい機会でした。

火災予防フェアに行くのは初めてでしたが、気軽に参加できていいなと思いました。
火事の怖さを子どもたちに伝えるとき、いきなり燃えさかる火や悲惨な現場を見せるのは酷だと思います。

しかし、こういうイベントで、まずは消防車を近くで見てみる・消火体験をしてみるというのは防災意識を高める入口として、とても優しいですよね。

子どもはもちろん、大人も改めて防災について考える良いきっかけになると思います。
安心して生活するためにもこのようなイベントに積極的に参加して、防災意識を高めましょう!

国分寺火災予防フェア
住所:東京都国分寺市本町3-2-17
アクセス:JR中央線「国分寺駅」北口前広場
開催日時:2022年3月5日
開催時間:11:00ー14:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。