国分寺市内の大きな公園といえば、ご存じ・都立武蔵国分寺公園ですね。
一度は行ったことがある、という人も多いのではないでしょうか。

円形広場や池がある、整備された賑やかな北側と、武蔵野の雑木林の面影を色濃く残す、自然豊かな南側。
どちらも魅力的で、四季を通じて何度でも訪れたくなる、私も大好きな公園です。
そんな武蔵国分寺公園の円形広場サイドで、春と秋の日曜日に「Sunday Park Cafe」が出現しているのをご存じでしょうか?
数年前からあったようなのですが、私は最近になるまでその存在に気付かず、これはぜひとも、よりたくさんの人に知ってもらいたいと思いました!
お天気の良い11月中旬、早速取材に行ってきましたので、ご紹介しますね。
春と秋の日曜日に開催される・・・一体どんなカフェ?

開催期間中は、このようなノボリが公園内に点在しています。

こちらは、南北をつなぐ橋に立っていたノボリ。
私はこれを見て、初めてCafeの存在に気付きました。
Cafe、というくらいだから、いろんなキッチンカーが出たりするのかしら・・・?
とにかく、日曜日を待って出かけてみることにしました。
バラエティ豊かなワークショップ
公園に入ると、テントが点在しているのが見えてきました。
グリーンのテントは、景色にバッチリ馴染んでいますね。

フード系ばかりでもなさそうです。
どこかに案内所のようなものはないかしら・・・。

はい、ありました!
なるほど、ワークショップがメインなんですね。これは楽しそうです♪

わー、やってるやってる。家族みんなでワイワイ盛り上がってますね〜♪
案内所のボードによれば、この日はモルック体験やアートワーク体験、アロマワークショップなど、バラエティ豊かな体験が楽しめるワークショップが出店していました。
これだけあれば、一日いても飽きずにずっと楽しめますね。


見て回っていると、何やら気になる看板を見つけました。

なになに?「公園のリビング」ですって。
蓄音機の写真、メチャ気になる!無料でいいみたい、上がってみようかしら・・・。

うわー、すごい!超年代ものの蓄音機のようです。しかも電源不要の手回しゼンマイ式。
今まさに、お兄さんがレコードをかけようとしているところでした、ラッキー♪

蓄音機で聞く音楽は、予想以上に大きな音が響きました。スピーカーも無いのに、ビックリです!
いにしえの蓄音機で鳴らす音楽を間近で聴きながら、オープンエアのリビングでピクニック、最高じゃないですか。

いやはや、とっても絵になる光景・・・俗に言う、「エモい」とはこんな感じでしょうか!?音をお届けできないのが残念です。
充実のインフォメーションサービス
さて、もう少しこのSunday Park Cafeの全貌をつかみたいので、先ほどの案内所に戻りました。

インフォメーションボードを見ると・・・「無料」の文字がたくさんあります。
レジャーシートの無料貸し出し、うれしいですよね♪

しかも、かわいらしい柄のシート、いいですね、これだけで気分上がります!

遊具の無料貸し出しに・・・。

100冊の絵本も無料で借りられます!

そして、フリーペーパーの無料配布まで。
公園の動植物たちをより深く知ることができそうです。
たくさん種類がある中から、ひとつ頂いてきました。



これは無料とは思えないほどの充実した内容ですね!
案内所にいらしたスタッフの方によると、このSunday Park Cafeは、都立公園の指定管理者であるNPO法人や企業による運営で、充実した各種無料サービスは、公園内の施設や自動販売機の収益などによってまかなわれているのだそうです。
「みる」「きく」「かぐ」「さわる」ー からだ全部を使って、公園を何倍も楽しめる仕掛けを作ってくれているのですね。素晴らしいです!
市内の人気のお店によるフード出店
さて、Cafeというくらいですから、フード系も見逃せないところですよね。

こちらは、市内で国分寺野菜「こくベジ」を配達販売している「こくベジ号」。
スープカレーを販売しているようです。
いいなぁ〜、カレー。ちょうどお昼どきで、行列ができていますね!

こちらは、人気カフェ・喫茶ソラクラゲさんのテント。
コーヒーや焼き菓子を販売していました。
公園でお店のコーヒーが飲めるって、ちょっと贅沢な気分になれますネ。
この日は出店がなかったようですが、他にも国分寺発祥の人気パン屋・キィニョンさんによる「パンピク号」というキッチンカーも出るそうです。
選りすぐりのフード出店、とっても魅力的です!
食べ物のお店やワークショップの内容は、企画・運営をしている実行委員会の方がお声がけをしているとのことでした。
公園をもっと身近に・もっと楽しく!
ご紹介したPLAY BOOKにもあったように、「みる」「きく」「かぐ」「さわる」・そしてキッチンカーで「あじわう」、まさに五感をフル活用して公園を楽しみ尽くせる、Sunday Park Cafeは本当に素晴らしい催しだと思いました。

チラシの裏面を見ると、ワークショッププログラムは、なんと14種類も!
毎回行ったとしても、全部回りきれないくらいです。
材料費がかかるものは参加費が必要ですが、どれも1000円以下と格安ですし、無料で参加できるものもあります。
安心して気軽に参加できますね。
出店している方にうかがったところ、出店にはほとんど費用がかからないとのことです。
みんなを楽しませたいこんなネタがあるんだけど・・・という人にとっても、またとない良い機会ではないでしょうか?
2025年秋は、12月7日の番外編開催を残すのみとなりましたが、2026年春も、今からとても楽しみですね!
主催している「武蔵野の公園パートナーズ」は、Instagramで武蔵野地区にある7つの公園の情報を発信しているので、こちらも要チェックです。
あなたもぜひ、公園を楽しむ達人になってみてはいかがでしょうか?
都立武蔵国分寺公園 Sunday Park Cafe
住所:東京都国分寺市泉町2-1-1
アクセス:JR中央線「西国分寺駅」から徒歩約7分、 JR中央線「国分寺駅」徒歩約12分
TEL:042-323-8123
受付時間:9:00-17:00
定休日(公園):なし
駐車場:22台

























