国分寺駅は商業施設や飲食店が立ち並んでいますが、駅から十数分も歩くと、畑などが目につくようになります。
その中で気になるのが、農園の看板やのぼりに見られる「ブルーベリー」の文字。
国分寺などの東京郊外では多く栽培されており、全国でも 上位の収穫量を誇ります。
今が旬とのことなので、摘み取り体験に行ってみました!
西国分寺のブルーベリーガーデンHIRANO
今回行ったのは、西国分寺のブルーベリーガーデンHIRANOです。
西国分寺からコミュニティバスで約15分、バス停から約10分の住宅街の道をのんびり歩いていくと、のぼりが見えてきました!
事前に営業の有無を電話確認し、来園を伝えていたので、スムーズに対応していただけました。
受付で収穫用のカゴをもらい、摘み取りの区画へ。
こちらの農園では約40種類のブルーベリーを栽培しているそうです。
ブルーベリーには大きく分けて2つ、ブッシュ系、ラビットアイ系とありますが、今回摘み取りをしたのは、ラビットアイ系の中でも代表的なティフブルーという品種でした。
摘み取りを体験してみました!
青紫色で指で押すと弾力を感じるものが熟していておいしい、と教えてもらい、いざ摘み取りを開始しました。
最初はどれがおいしいのかよく分からず、という感じでしたが、慣れてくると見分けるコツが分かってきました!
表面にある実が太陽が当たっているので、良く熟しているのかと思って選んでいましたが、ふとした拍子にうっそうと葉が茂った枝の奥の方を見ると、明らかに丸々とした実を見つけました。
触れると、それだけでポロポロと実が落ちてくるほど。実に張りがあって少し柔らかく、熟れている感じがしました。
試しに一粒食べてみると、甘味やジューシーさが全く違います。
一度コツが分かると夢中になってしまい、あっという間にカゴがいっぱいになりました。
樹木が低めなので、背丈の小さな子どもも楽しめます
今回は友人ともうすぐ2歳になる子どもと行ってきました。
ちゃんと摘めるか分かりませんでしたが、樹木が低いので、子どもの目線くらいにも枝が垂れ下がり、抱っこしなくてもちゃんと手が届きました。
教えると実をつぶさずに枝から上手に取れるようになりました!
背伸びをして高いところの実を取ろうとしたり、下に落ちている実を拾ったり、土の上を走ったり、飽きずに楽しんでくれて良かったです。
終わりが近いとのことでしたが、ブラックベリーもあり、摘み取りをさせてもらうことができました。
農園の方によれば、ブラックベリーも最近は人気があるとのこと。ブルーベリーとはまた違い、甘酸っぱく、おいしかったです。
地方発送も可能
摘み取りしたもの、または直売のものは地方発送もできるそうです。
また、摘み取り園なので味を確かめるために食べるのはOKですが、食べ放題ではありません。
摘み取ったものは購入になるので、必要な量だけ摘み取るようにしましょうね。
オリジナルジェラートも人気
この日は少し曇っていたものの、湿度が高く、午前中でもとても暑かったです。1時間ほど摘み取りを楽しんだら、汗でびっしょりになってしまいました。
ここではとれた果実を使ったジェラートが販売されており、いただくことにしました。
農園のお庭に休憩所があり、ゆっくり食べることができます。
選んだのはブラックベリーとブルーベリー味。素材を生かした優しい味わいで、ペロッと食べてしまいました。
これらのジェラートは農園でも購入でき、また市内や近郊のお店にも卸しているとのこと。
見つけたらぜひ試してみてください。
冷凍で長期保存可能!そして摘み取り自体が楽しい経験に!
摘み取りした実は最後に計量してもらい、100g270円(税込)で購入しました。私は約1㎏!
ブルーベリーはそのまま冷凍することができ、6か月ほど保存できます。そのままヨーグルトやアイスと食べても、スムージーやジャムなど少し手を加えても風味が落ちずに楽しめるので、少し多くても無駄にならないのがいいところ。
料金自体はコスパがとても良いというわけではありませんが、買ったものではなく、自分の手で摘み取りしたものを食べるという体験が、できるのはうれしいですよね。
新鮮なブルーベリーを味わいたい方、摘み取り体験をしたい方は、ぜひ訪れてみてくださいね。
ブルーベリーガーデンHIRANO
住所:東京都国分寺市戸倉3-44‐2
アクセス:JR中央線「西国分寺駅」から徒歩約26分、車で11分
国分寺市地域バス『ぶんバス』(日吉町ルート)「戸倉神社」下車 すぐ
国立駅北口より立川バス『戸倉循環』行き「万福寺」下車
ミニストップ方面より徒歩すぐ
電話番号:042‐301-1893