国分寺駅南口から徒歩約8分。
殿ヶ谷戸庭園を左手に、道なりに進んで坂を下っていくと、赤い看板と赤い扉、赤い外壁がひときわ目を引く町中華があります。
その名も「餃子 天福居」。
私はいつものように自転車で向かい、坂をすいすいと下ってあっという間に到着。
自転車なら駅から2分ほどで着いてしまう距離感です。

外壁にはメニューがずらりと貼られていて、その品数の多さにまず驚きます。
さらに目を引いたのが価格。
このご時世に、この値段…?と思わず二度見してしまうほど、かなり良心的な設定です。
店内の様子は外からはあまり分からないため、少しだけドキドキしながら赤い扉を開けてみました。
「いらっしゃいませー!」の明るい声が、店内に響く
「こんにちは〜」と声をかけると、 明るく元気な女将さんが「いらっしゃいませー!」と迎えてくれました。
店内には先客のおじさまが一人。
新聞を片手に、ゆったりと昼食をとっていました。

ランチメニューを見てみると、外に書いてあったものより少しリーズナブル!
さらに店内の壁にはホワイトボードのメニューもあり、加えてグランドメニューも別に用意されています。
どうやら相当な品数がある様子。
店名に「餃子」とついていることもあり、ここはやっぱり餃子を頼まねば、とレタスチャーハンと餃子3つのセットを注文しました。
あっという間に大にぎわい、地元に愛される理由
注文後、続々とお客さんが入り始め、気がつけば店内はあっという間に大にぎわい。
持ち帰りのお客さんが来たり、電話での予約注文が入ったり、女将さんはフル回転!
その様子を見ているだけで、このお店が日常使いされていることが伝わってきます。

そんな中、まず運ばれてきたのは大ぶりの餃子が3つ。そして、味玉です。

「味玉もついてるの?」と一瞬戸惑っていると、ほどなくしてレタスチャーハンが到着しました。
少なめのはずが…まさかの大盛り!
少食なので、注文時に「ごはん少なめで」とお願いしていたのですが、目の前に現れたのは、どう見ても大盛り。
おそらく、もとの量がメガ盛りサイズなのだと思われます。
山のように盛られたチャーハンから、熱々の湯気が立ち上り、香ばしい香りが漂います。

さて、お味はというと……
最初に口にしたのは、セットについてきた味玉。
濃すぎない味付けで、箸休めのようにさっと食べられる一品です。
餃子は、皮がもっちり。中は肉汁じゅわ、というよりも野菜の甘みがしっかり感じられるタイプで、意外と軽い食べ心地!
こってり系ではないため、パクパク食べられる餃子です♪
名前に「餃子」とついているのも納得です。
レタスチャーハンは、たまごもレタスも大きめで、ふわふわとシャキシャキのコントラストが心地いい。
味付けは優しめですが、ゴロゴロ入ったチャーシューがしっかり濃い味で、全体のバランスをきゅっと引き締めています。
ランチセットおそるべし、スープやデザートまで
そうこうしているうちに、中華スープも運ばれてきました。
とろとろ、つやつやのスープには野菜がたっぷり。
レンゲを入れるたび、具材が顔を出します。

餃子はペロリと完食したけれど、チャーハンはどう頑張っても量が多い……
「持ち帰りできるからね!」の一言に救われる
お腹を押さえ、手が止まっていると、すぐに気づいた女将さんが「持ち帰りもできるからね!」と声をかけてくれました。
お忙しそうなのに、なんて気が利くのでしょう…。
「デザートは食べられる? 杏仁豆腐かコーヒーゼリー」と聞かれ、それなら…と杏仁豆腐をお願いすることに。
杏仁豆腐は、ぷるぷるの杏仁に、甘いマンゴー寒天が添えられた一品。

ボリュームたっぷりのチャーハンを食べたあとの口にこの甘さがちょうどよく、気づけば別腹で、あっという間に完食していました。
食後、空のプラスチック容器、アルミホイル、輪ゴム、ビニール袋まで用意してくださったので、 残ったチャーハンを詰めて持ち帰ることに。
容器はパンパン。
結構食べたはずなのに、まだ2人前以上はありそうな量です。
これだけ食べて、お会計はなんと1,010円。
思わず「安すぎませんか…?」と言いたくなるほどのコスパでした。
最近は、こうした昔ながらの町中華も少しずつ数が減ってきましたが、 天福居のように、気取らず、しっかりお腹を満たしてくれるお店が街にあるのは、なんだか心強いものです。
天がもたらす幸福が満ちる場所
この日は店内がすぐに混み合ったため撮影はできませんでしたが、 席数は1人掛けや4人掛けのテーブル席が、合わせて25席ほど。支払いは現金のみです。
明るくてよく気がつく女将さん。お腹いっぱいになるボリューム、そして驚きの価格。

「天福居」という名前は、天がもたらす幸福が満ちる場所という意味を持つそうですが、まさにその名の通りだな、と感じました。
メニューの数がとにかく多いので、今回はほんの一部を味わっただけ。
隣の席から聞こえてくる注文や、壁のホワイトボードに書かれた料理名を眺めながら、「あれも食べてみたいな」「次はこれかな」と、すでに次回の楽しみが増えていきました。
ボリュームがしっかりあるので、食べ盛りの男性はもちろん、家族や友人と来て、いくつか頼んでシェアするのも楽しそうです♪
“お腹いっぱい食べる幸せ”を、みんなで分け合えるお店、ぜひ国分寺にきたら訪れてみては?
餃子 天福居
住所:東京都国分寺市東元町2-18-16
アクセス:JR中央線・西武国分寺線「国分寺駅」から徒歩約8分
TEL:042-304-1029
営業時間:11:00-14:00/17:00-22:00
定休日:水
駐輪場:あり
駐車場:なし
























