地域に密着した催しをSNSで発信!国分寺の「本町南町八幡神社」

国分寺駅北口を出て、西武多摩湖線沿いを歩くこと5分。

左手に「八幡神社」と書かれた鳥居が見えてきます。

ひらけた空間は、今回紹介する「本町南町八幡神社」の入口です。

鳥居の両サイドには、ころんとしたフォルムがかわいい獅子が佇んでいます。

鳥居をくぐると、その先に赤い本町南町八幡神社のご本殿があります。

本町南町八幡神社は昭和26年に、本村八幡神社(西元町の元町八幡神社)より分祀したもののようです。

​御祭神は、応神天皇になります。

令和元年には、天皇陛下御即位記念事業として玉垣と参道、大鳥居、稲荷社鳥居を改修したそうです。

本町南町八幡神社のある境内は広く、大きな木が葉を揺らしております。

リラックスできる静かな開けた境内

訪れたタイミングは、ちょうど紅葉シーズンが終わりを迎えていた頃。

地面には、イチョウの葉などが散らばっていました。

まっすぐな参道を進み、お参りをします。

本殿と八幡神社手水舎の間には、穀豊稲荷鳥居と穀豊稲荷大明神があります。

大小の穀豊稲荷鳥居をくぐると、趣のある穀豊稲荷大明神がお目見え。

境内にはもう一つ、入口付近に子育弁財があります。

天子育弁財天は、とても小さいながらも比較的新しいお社。

毎年7月7日の七夕の時期に合わせ、子育弁財天の鳥居には、願いが込められるように笹を用意しています。

自宅で願いを書いた短冊を持参して結ぶことができるそうです。

(※神社では短冊と紙紐は用意していないためご注意ください。)

ひっそりと佇む石碑には、神社の成り立ちが刻まれています

反対側には、奉納記念碑、明治百年碑などがあります。

奥にはちびっ子広場もあるのですが、そちらは特に遊具などはありません。

かけっこや鬼ごっこをする程度の空間なので、訪れた時間にはこどもの姿はありませんでした。

神社の西側にある日立中央研究所の土地も含め、元々今村銀行や角丸証券の創立者である今村清之助の次男、今村繁三氏が別荘として所有していました。

今村繁三も麒麟麦酒株式会社の発起人や成蹊学園理事を務めた人物。

現在の神社の土地は、今村繁三の別荘の一部の土地を、昭和23年ごろに寄贈していただいたものだそう。

石碑は、八幡神社社殿(旧木造社殿は火事で焼失)、稲荷神社社殿を無償で寄贈していただいたものだと刻まれています。

地域に密着した催しが目白押し!情報は公式HP&SNSで!

本町南町八幡神社のお祭りは下記の通りです。

  • ​元日祭(1月1日)

2024年は4年ぶりに当神社ゆかりの地、こうじ屋田中商店さんの麹と奉納米で作った甘酒が振る舞われました。

  • 節分祭(2月3日)

年女・年男の方は、宮司さんや総代さんたちと共に、ご祈祷と豆まきを一緒にできます。
節分特別御朱印の頒布、奉納恵方巻の特別販売もあります。

  • 春の例大祭
  • 秋の例大祭(9月第2週目の土日曜日)

境内に市内町内の有志の方々が露店を出しとても賑わうそうで、​このほか地域の催しが開催されるといいます。

また、安産祈願、初宮参り、厄払い等々御祈祷も承っているようです。

  • 七五三(11月)

とさまざまな行事が行われます。

公式ホームページや公式SNS(Instagram・X(旧Twitter)・Facebook)での発信も、積極的に行われる神社。

ぜひそちらもチェックしてみてください!

地域に密着した催しがたくさんある本町南町八幡神社。

一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

本町南町八幡神社
住所:東京都国分寺市本町4丁目22−10
電話番号:08-5489-9332
Instagram:@honcho.minamicho.jinjya

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。