芸術・文化を身近に楽しめる!「国分寺市立いずみホール」

国分寺市で5月27日、28日の2日間にわたり、こくフェスが開催されました!
市内のいたるところで、音楽にまつわるイベント、ワークショップ、ライブなどが無料、有料で行われるというものです。

私はコロナ禍が始まった年に国分寺近くに引っ越してきたので、国分寺のそういったイベントとは無縁で過ごしてきました。

今回のこくフェスの開催を知り、国分寺市のことをもっと知りたいな、せっかくなのでどこかに聞きにいってみたいなと思い、国分寺市立いずみホールで行われた、ピアノリサイタルを聞きに行くことにしました。

西国分寺駅から徒歩2分にある国分寺市立いずみホール

国分寺市立いずみホールは西国分寺駅南口、商業施設を抜けるとすぐ右手にあります。
駅から近くてアクセスがいいので足を運びやすいですよね。今回初めて行きましたが、すぐに分かりました。

駅チカで周辺に飲食店がたくさんあるので、イベント参加後、どこかに立ち寄って談笑するのにも困らなそうです。

中に入るとすぐにロビーがあって、ロビーを囲むように席がありました。
イベントまでの少しの待ち時間などを過ごすのにちょうど良いですね。

いずみホールには座席数370席、残響1.5秒の芸術・文化活動に適したメインとなるAホール。
定員80名の小規模の発表会などに適したBホール。
イベント開催だけでなく、利用者がさまざまな目的に合わせて使用できる練習室、会議室、和室があります。

国分寺市出身、田中友樹子さんのピアノリサイタル

今回聞いたのは国分寺市出身のピアニスト、田中友樹子さんのリサイタルです。
田中さんはニューヨークを拠点に世界各地で活躍されているそうで、そんな素晴らしいプロの演奏が1500円で聞けるとあって、事前予約でチケットは完売でした。

Bホールでの小規模開催で、幸運にも前の方の席に座れたので、至近距離でプロの素晴らしい演奏に聞き入ることができました。

世界で続く紛争や自然災害など、平和への想いを込めたプログラムで、知っている曲もあれば初めて聞く曲もあり、想いが込められた演奏に心を動かされた時間でした。

1時間ほどでしたが、気軽に聞きにいくのにちょうどいい長さでした。

イベントなどの情報がたくさん!

いずみホールのロビーには国分寺市内外のイベント情報やサークル活動などの案内がたくさんありました!

国内外のアーティストのさまざまなコンサートが開催されていることを知り、こんな身近に文化・芸術に触れることができる環境があることに気づかされました。

今回は未就学児の入場はできませんでしたが、子どもも参加できるコンサートもあります。せっかく芸術・文化に触れる機会がこんな近くにあるので、これから活用していきたいなと思いました。

そういえば私も、幼少期から地元の文化ホールで人形劇やコンサートなどに連れて行ってもらったな、と懐かしい記憶が呼び起こされました。

音楽の力で国分寺をもっと元気に!

こくフェスでは、国分寺市内でさまざまなイベントが行われていました。
コンサートの帰り、セレオ国分寺の8階のレストラン街ではフリーライブを聞くことができました。

緑の木々と陽光が降り注ぐ中、優しい歌声に足を止め、聞き入る人をたくさん見ることができました。

駅の改札近くにもストリートピアノがあったり、カフェなどでもドリンク付きでライブを楽しめたようです。

まだまだ発展途上のイベントとのこと、レベルアップしてより楽しいイベントになることを期待しています。

今回参加する機会を逃してしまった方は、ぜひ次回参加して楽しんでほしいなと思います。

国分寺市立いずみホール
住所:東京都国分寺市泉町3-36-12
アクセス:JR中央線、JR武蔵野線「西国分寺駅」より徒歩約2分
電話番号:042‐323-1491
開館時間:9:00~22:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。