乗り換えも便利!国分寺駅が始発の西武鉄道の魅力

JR中央線通勤快速や特快などが停車するので便利な国分寺駅は、西武鉄道2路線の始発駅になっています。西武新宿線、池袋線とも乗り換えができ、中央線でトラブルが発生した時の都心への迂回路として、また東京の西側、埼玉方面へのアクセス手段としても便利です。

ここでは、国分寺発の西武線の魅力についてお伝えしていきたいと思います。

国分寺駅構内での直結の乗り換え

乗り換えと聞くと、ちょっとめんどくさいなと思うかもしれません。
でも、国分寺でのJRと西武線の乗り換えは、駅構内に直通の乗り換え改札があるので、とても便利です。

JRのホームから上がってすぐに乗り換えの改札があります。
JRの出口は別なので間違えないでくださいね。

乗り換え改札を過ぎるとすぐ両側に階段があり、国分寺線のホームへと繋がります。
多摩湖線へは100mほど歩きますが、一本道なので迷うことなく、数分で到着します。

改札外からは、JR改札と並んで、国分寺線、多摩湖線の共通の有人改札が1つ、反対側に国分寺線専用の無人改札があります。

改札外はセレオ国分寺、国分寺マルイ、ミーツ国分寺の駅ビルと直結しているので、天気を気にせず買い物に行けます。
お仕事帰りにも、乗り換えのついでに買い物に寄れるのは便利でいいですよね。

中央線沿いは家賃が高いので、国分寺駅から徒歩数十分やバスへの乗り換えよりは、電車の乗り換えの方が利便性が高いかな、と個人的には思います。

少しレトロさがある電車が魅力

国分寺駅から発車する西武線の電車は、少しレトロさがあります。私は電車には詳しくはないのですが、9000系という車両が主に使われているようです。

黄色、赤、紺色の3色のマットな色使いで、個人的には黄色が一番かわいいなと思っています。

国分寺駅周囲は商業ビルや飲食店が多く、周囲に学校も多いのでにぎやかですが、10分も歩くと住宅地になり、のんびりした雰囲気になります。
そんな緑豊かな風景の中を、レトロな電車が走る姿はなかなかいい景観で、私はたまに沿線を散歩しています。

都心はもちろん、郊外でも渋滞解消のために線路の高架化が進んでいますが、まだ踏切がところどころにあります。カーンカーンというあの音は、少し懐かしい感じもしますよね。

乗車していておすすめなのが、先頭車両です。乗務員室の運転席も良く見えるし、電車の先の線路と景色がどんどん変わっていくのが見えて、運転している気分になれるんですよ。

電車が好きそうな小さいお子さんが、親に抱っこされて窓にかじりついている姿をみると、ほっこりしてしまいます。大人もたまに、かじりついて見ていますが、電車好きにはたまらない景色なのでしょうね。

西武鉄道は埼玉西武ライオンズの親会社!

3月に入ると、多摩湖線のホームにこのような横断幕がかかりはじめます。

球春到来です! 西武鉄道はプロ野球チーム、埼玉西武ライオンズの親会社で、多摩湖線の終着点は本拠地ベルーナドームがある西武球場前駅に繋がっているんですよ。

シーズン中は定期的に、試合日程やキャッチコピーが書かれたポスターや横断幕が貼られます。
開幕すると、試合開始時刻の2〜3時間前からユニホームやグッズを身につけた人が増えてくるので、今日は試合があるんだな、と少しわくわくします。

試合経過が手書きで掲示板に書き出されて、駅員さんたちの愛情も感じられます。
みんなで応援してるんだな、って一体感があっていいですね。

今年、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での優勝が話題となった日本の野球。興味を持った方も多いのではないでしょうか。
埼玉西武ライオンズにもWBCで世界一になった選手が2名いるんです!
また、同じパ・リーグの他球団にも代表選手がいるので、話題になっ​​た“侍”たちを見に行ってみるのもいいですよね!

国分寺駅
住所:東京都国分寺駅本町2丁目
アクセス:JR中央線、西武多摩湖線、西武国分寺線 国分寺駅

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。