国分寺で南国気分が味わえる!『沖縄料理・沖縄そば 星の浜食堂』でランチタイム♪

もう7月。夏休みシーズン到来!
今年は、旅行や帰省で遠出する人が増えそうですね。

我が家は近場に旅行する予定です。
できれば実家へも帰省したいのですが、いかんせん沖縄なのでちょっと遠いんですよね…。

子どももまだ小さいし、コロナも怖いしで、なんだかんだ2年以上帰っていません。

最近、朝ドラで沖縄が取り上げられてプチブームがきてるのもあって、さすがに故郷が恋しくなってきました。

そこで、国分寺でなんとか沖縄を感じようと沖縄料理店を探していたら、とてもいいお店を発見!

それが『沖縄料理・沖縄そば 星の浜食堂(以下、星の浜食堂)』です。

沖縄出身・国分寺歴3年目の私が、その魅力を紹介します!

西荻窪の沖縄料理店が国分寺にも出店!

『星の浜食堂』は、国分寺駅のすぐそば、多喜窪通り沿いにあるお店です。
オリオンの提灯とシーサーが描かれたオレンジ色の看板が目印。

店頭に張り出されている沖縄料理の数々が目を引きますね!

『星の浜食堂』は、もともと東京都西荻窪に出店している沖縄料理店で、今年5月、国分寺に2号店がオープンしたばかりです!

さて、『星の浜食堂』の最大の魅力は、ランチで沖縄料理が食べられること!

国分寺市内にもいくつか沖縄料理店がありますが、居酒屋さんなので夜オープンなんですよね。
まだ小さい子どもを育てている身としては、正直居酒屋さんに行くのはハードルが高い…。

しかし、『星の浜食堂』は11時オープンなので気軽に足を運びやすいんです!

今回久しぶりに沖縄料理が食べられるとあって、少しドキドキしてます。
さっそく入っていきましょう。

沖縄ソングが流れる店内!扉の向こうはもう南国♪

店内に入ると、オリオンの提灯の優しい光がお出迎え。

BGMにはアップテンポな沖縄方言の歌が流れていて、グッと沖縄を間近に感じます。

席はテーブル席中心で、ソファ付の席もあります。

壁には、このように泡盛の銘柄が書かれたポスターが。

うちの父がよく晩酌に飲んでいた泡盛のロゴを見つけて、なんだか懐かしい気分です。

他にも、沖縄出身の歌手・BEGINのオリオンビールのポスターがあったり、随所に沖縄を感じられます。

食事も飲み物もよりどりみどり♪気分に合わせて選べます

『星の浜食堂』はメニューがかなり豊富です。

まず何といっても定食の多さ!

沖縄そば定食はもちろん、ゴーヤチャンプル定食やタコライス定食、沖縄コロッケ定食など、なんと10種類以上もあります!

さらに、単品メニューもバリエーション豊かで、「あぶりソーキ丼」や「ラフテー丼」などのがっつり系、「直送島らっきょ」や「島豆腐の冷奴」などお酒のおつまみ系まで幅広く提供しています。

他にも、むかし実家で食べていた、まさに「沖縄の家庭料理」があってうれしくなりました!

子どもも大好きな味!「人参しりしり」と「田芋コロッケ」

さて、数あるメニューの中から、まず選んだのは「人参しりしり」。

人参しりしりは、子どもの頃に祖母がよく作ってくれました。
大好きな料理なので、思わず注文。

鮮やかなにんじんが目を引きますね。
かなりボリューミーです!

熱々の湯気から立ち上るかつおだしの香りが、食欲をそそります。

にんじんの自然な甘さを、かつおだしとツナの塩気が引き出していて、かなりおいしい!
むかし食べていた味と近くて本当にノスタルジーな気持ちになりました。

玉ねぎのシャキシャキ食感で食べごたえも抜群です。

大量ににんじんを使っているにも関わらず、ぜんぜん野菜臭さがなく、むしろ甘さが勝つのでにんじん嫌いのお子さんにこそ食べてほしい一品!

続いて頼んだのはこちら。

「田芋コロッケ」です!

田芋(たいも)ってご存じでしょうか。

東京ではほとんど見ませんが、沖縄ではメジャーな野菜です。

田芋は里芋の一種で、沖縄を含む南西諸島で主に食べられています。
さつまいもとはまた違った甘さがあるんですよ。

子孫繁栄の食材として、沖縄では、お正月のときに田芋をお砂糖で煮た「りんがく」という料理を作る習慣があります。

まさか国分寺で田芋料理が食べられるとは思っていなかったので、これはかなり感動!

一口食べると、揚げたての衣がサクッといい音を出します。

そのあとに、田芋特有のねっとり食感とともに、クリーミーな甘さが鼻を抜けていきます。
マッシュされた田芋の口当たりが優しいです。

そのまま食べても十分すぎるほどおいしいのですが、小鉢に入っている塩を付けると、より一層甘さが引き立ちます!

先ほどの人参しりしりと同じく、ねっとり甘い田芋コロッケはお子さんもおいしくいただけるはず!

ご家族で足を運ぶ際は、ぜひ頼んでみてくださいね!

沖縄料理の鉄板!タコライスと沖縄そばのセット

人参しりしりと田芋コロッケを堪能した後は、メインの定食の登場です。

今回は「タコライス定食」にしました。

タコライスとハーフサイズの沖縄そばのセットです。
ドリンクにはさんぴん茶。

ちなみにタコライス定食の沖縄そばにプラス100円すると、通常サイズに変更可能です!

タコライスは、器に白米がたっぷり入っていて、ひき肉、チーズ、レタス、パプリカが敷き詰められています。

ひき肉はちょい辛でしっかり味がついているのですが、レタス、パプリカと一緒に食べるので、程よく水気が足されて丁度いい濃さになるんですよ。

しかも、『星の浜食堂』のタコライスにはひよこ豆が入っているので、ホクホク食感とまろやかさがアクセントになってすごくおいしい〜!

沖縄そばは、豚骨とかつおだしで炊き上げているそうで、とてもいい香り。
味も濃厚で、中太の麺によく絡むので満足感があります。

さらに、テーブルの上には、このように調味料が用意されています。

1番右の壺には紅ショウガ、真ん中の小さい瓶がピパーツというコショウ。
ピパーツは聞きなじみがないと思いますが、八重山諸島で主に使われている島コショウだそうです。
島コショウは私も初めてみました。
今回は使用しませんでしたが、次回足を運ぶときには使ってみたい!

そして、1番左の瓶がコーレーグース(泡盛漬け唐辛子)です。

さすがに食べすぎて苦しくなってきたので、沖縄そばにコーレーグースをかけて味変しました。

あまりドバドバかけると辛すぎるし酔ってしまうので、少しだけ。

泡盛の風味が一気に鼻に抜けます。唐辛子の辛みで食欲増進!
最後までおいしく食べられました。

人参しりしりに始まり、田芋コロッケやタコライス定食とおいしい&懐かしい沖縄料理をたくさん食べられて大満足です!

ごちそうさまでした!

ぜひお近くの際は足を運んでみてくださいね!

沖縄料理・沖縄そば 星の浜食堂
住所:東京都国分寺市南町3-14-5 東和ビル1階
アクセス:JR中央線 国分寺駅 徒歩約5分
     西武国分寺線 国分寺駅 徒歩約5分
     西武多摩湖線 国分寺駅 徒歩約5分
TEL:042-349-6763
営業時間:11:00-翌4:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。