国分寺市内の農家が生産した農畜産物の愛称「こくベジ」。みなさんの中にも聞いたことがあるという人が多いのではないでしょうか。
今回紹介するUNE LABO(ウネラボ)さんは、“「こくベジ」と「くらし」を繋ぐ”をコンセプトにしたカフェです。
場所は国分寺駅南口を出て徒歩3分ほどです。この日は霧雨がしとしとと降る天気でしたが、傘を差さなくてもほとんど濡れずに到着できました。

こちらのビルの2階がUNE LABOさんです。

外階段をのぼります。


こちらがUNE LABOさんの入口です。
ここちよいナチュラルな空間

ドアを開くと、


中はけっこう広々としていて、テーブル席が23個ほどあります。

南と東向きに大きな窓があり、明るくて開放的です。
内装はスッキリとモダンながら、木の温もりも感じられるナチュラルなデザイン。おだやかな気持ちでゆったりと過ごせそうです。


飾ってあるお花もオシャレ。


契約している国分寺の農家さんから週替わりで、季節のお花を届けていただいているそうです。
多彩なこくベジメニュー

こくベジを使ったメニュー。どんなお料理やドリンクがいただけるのでしょうか。

こちらは平日限定のランチプレートです。リストからカレーを1種選び、それにこくベジを使ったデリが4種類とドリンクも付いてくるお得なセットです。

こちらのUNE CURRY PLATEはカレーを2種か3種選ぶことができ、季節のこくベジデリも5種類あります。プルドチキンとサラダも付いてくる、なかなかのボリュームのセットです。

こちらはこくベジをふんだんに使った栄養満点のパワーサラダプレートです。

こちらは国分寺市本多のベーカリー「ゲミュートリッヒ」さんの天然酵母パンが入った自家製ポタージュパンプレートです。

こちらはドリンクメニューです。こくベジを使った自家製ドリンクは、旬の食材を使っているので季節によってメニューが変わります。

スイーツやアルコールのメニューもあります。こくベジはケーキやジェラートだけでなく、クラフトビールやサワーにも使われているんですね。
それから新メニューの「永澤さんのたまごを使ったプリン」。とても気になります。

黒板メニューはこちらです。カレーやデリはこの中から選べます。
今回私は、UNE CURRY PLATEで「ほうれん草とじゃがいものカレー」「ムング豆とツール豆のカレー」「本日のカレー(大根と豚肉)」の3種をチョイス。トッピングとして「永澤農園卵のピクルス」、サイドメニューに「季節のこくベジポタージュハーフサイズ」、セットのドリンクにラッシーを頼みました。
それから自家製ドリンクの「ゆずカルダモンソーダ」と「永澤さんのたまごを使ったプリン」も注文しました。
盛りだくさんなUNE CURRY PLATE
はじめにミックスサラダとポタージュスープ、ドリンクが来ました。

この日のミックスサラダに使われている野菜は、リーフレタス、サニーレタス、赤水菜、ケール、フェンネルの5種類。口に入れた瞬間、さわやかな香りがパアっと広がりました。シャキシャキと新鮮で野菜本来の味もしっかり感じられます。
ドレッシングは、ほどよい酸味でさっぱりしているだけでなく、深いうま味も感じられました。後で聞いたところ、このドレッシングにはUNE LABOさん自家製のトマトジャムが使われているそうです。トマトのジャムってあるんですね!知りませんでした。

季節のこくベジポタージュスープでこの日使われていた野菜は、セロリとブロッコリー。それぞれの味がまろやかでこく深いポタージュと調和していて、セロリやブロッコリーが苦手な子どもさんでもおいしくいただけると思います。

ラッシーはさわやかで甘すぎず酸っぱすぎずの絶妙な味。カレーによく合いそうなので、全部飲みほさず残しておきました。

しばらくしてからUNE CURRYのプレートが到着しました。
3種のカレーが色どりよく配置され、お皿の真ん中には畑の畝(うね)をイメージしたターメリックライス。ライスの上にはチキンや野菜のデリ。トッピングした卵のピクルスもかわいらしく添えられていました。
楽しい盛り付けで、くずしてしまうのがもったいないほど。

こちらのムング豆とツール豆のカレーからいただきました。お肉は入っていませんが、豆の濃厚なうま味で少しも物足りなさは感じません。

こちらはほうれん草とじゃがいものカレーです。緑色があざやかですね。じゃがいもとほうれん草の味をしっかり引き出しつつ、青臭さは感じさせません。

こちらは大根と豚肉のカレーです。どこか日本の煮物を思わせる、なつかしい味わいがしました。

ターメリックライスの畝(うね)の上にのっているのは、左からプルドチキン、小松菜と大根のナムル、ケールのフライ、人参(にんじん)とビーツのラペ、ムング豆のポリヤル、スイスチャードのピクルスです。それぞれが味わい深く、食感もシャキシャキ、ポリポリとさまざまな違いを楽しめました。

こちらはめずらしい卵のピクルスです。ほんのりといい塩梅の酸味にスパイスの香り、後味がさっぱりしてカレーによく合っていました。味付けも絶妙でしたが、永澤農園さんで作られているという卵自体が素晴らしかったです。
UNE CURRY PLATE、とても満足度の高いセットでした。
自家製ドリンクとプリンも自然なおいしさ

ランチの後は、自家製ドリンクのゆずカルダモンソーダが来ました。ゆずの自然な甘さと酸っぱさとかすかな苦味に、カルダモンの香りが加わったさわやかな一杯。
「皮も食べられます」とのことで試してみました。やわらかくて、ゆずのエキスがギュッと凝縮されたような豊かな味でした。

続いてプリンの登場です。こちらにも永澤農園さんの卵が使われています。
ひとさじ口に運ぶと、卵の濃厚なコクがしっかりと感じられる味。ほろ苦いカラメルにふわふわクリームも合わさって、最後までおいしくいただきました。
ごちそうさまでした!
地域に広がる「こくベジの暮らし」

UNE LABOさんを運営している「特定非営利法人めぐるまち国分寺」さんは、以前国分寺さんぽでも紹介された「史跡の駅 おたカフェ」さんや、こくベジを地域の飲食店や消費者に届ける「こくベジ便」という取り組みをおこなってきたそうです。おたカフェとUNE LABOさんは、姉妹店だったんですね。
活動していく中で、地元の農家さんから野菜や果物が一時的に地域内で過剰になっているとのお悩み相談を受けたそうです。そこで引き取り手がいなくて困っていた野菜や果物を、ジャムやピクルスにしておたカフェで出すようにしたところ大人気に。
そんな中、取引先の農家さんから持ちビルにテナントとして入らないかというお声がかかったそうです。検討した結果、ジャムやピクルスなど加工品を作るLABOとカフェを兼ねたお店を作ろうということになり、2024年3月にUNE LABOさんがオープンしました。

店内では、こくベジを使ったジャムやピクルス、チャイ、お茶、コーヒー、「しげ乃」さんの旨辛醬、ギフトセットなども販売してます。
現在カフェの営業日は木〜月で店内の飲食と物販が利用できます。火・水はカフェはお休みで物販とドリンクテイクアウトのみの営業となっています。貸切パーティーなども受け付けているそうですよ。
またUNE LABOさんではときどきイベントも行われています。例えば「こくベジの暮らしキッチンスタジオ」というお料理教室では地元のプロの料理人に講師としてまねき、こくベジを使ったおうちでも楽しめる料理を教えてもらっているそうです。
これまで来てもらった講師は、おたカフェとUNE LABOの高浜料理長の他、中華料理「しげ乃」の繁野シェフ、国分寺さんぽでも紹介された「パティスリー Ngram」の生野代表、中華料理「オトメ」の落合シェフ、薬膳料理研究家の伊藤先生など名だたる料理人ぞろいです。

そのほか、国分寺在住の書家の方によるペン習字講座や、地元で開催されるいろんなイベントへの参加などもおこなっているそうです。そういえば「第3回てのわ夜市」にも出店されていました。UNE LABOさんは、しっかりと地域に根差し、地域の人たちとつながって活動されているんですね。
みなさんもぜひUNE LABOさんを訪れて、こくベジを使ったおいしい料理や飲み物を味わってみてください。きっとステキな時間が過ごせますよ。
UNE LABO
住所:東京都国分寺市南町3-22-31
アクセス:JR中央線・JR中央本線・西武国分寺線・西武多摩湖線「国分寺駅」から徒歩約3分
TEL:042-302-1791
営業時間:木〜月曜日(CAFE日/カフェと物販)11:30-18:00(l.o.17:30)
火・水曜日(LABO日/物販)11:30-18:00
定休日:なし
駐車場:なし

























