蒸し暑い天気が続くと、ビールが恋しくなってきませんか。
ビールのなかでも、小さな醸造所で職人さんがこだわりと創意工夫で作っているのがクラフトビールです。ひと昔前はあまり知名度もなく、提供するお店も限られていました。
そんなころからクラフトビール専門店として国分寺で営業を続けてきたのが、今回ご紹介する「ビアカフェ ガンブリヌス」さんです。なんと、2026年12月1日で19周年をむかえるとのこと。
お店は国分寺駅南口から徒歩1分ほどの場所にあります。


写真の真ん中に写っているビル、第46東京ビルの6階です。ビルの外側からは看板などは見えません。1階の買取大吉が目印です。

エレベーターで6階まで昇ります。
おしゃれで楽しげなインテリア


おしゃれで洗練されていながら、気取らず楽しげな雰囲気が伝わってくるインテリア。ビールへの期待が高まります。

中はカウンターが5席にテーブルが14席のほか、スタンディングで6名ほど入れるスペースがあります。店内は全面禁煙です。Free Wi-Fiも利用できます。

13種類の樽生ビールメニュー


この日のビールメニューはこちらの13種類でした。
ビアカフェ ガンブリヌスさんでは「樽替わり」というスタイルでクラフトビールを提供しているとのことです。銘柄によって1〜3樽ほどを開栓し、無くなったら次のビールに切り替えます。
そのようにして毎日少しずつメニューが替わり、1週間もするとほぼすべて入れ替わるそうです。週1ペースで通えば、毎回違うメニューで楽しめますね。

現在、日本国内のクラフトビール醸造所は1,000近くあります。ビアカフェ ガンブリヌスさんは、そのなかの50〜60ほどの醸造所から仕入れているそうです。どのように選んでいるのでしょうか?バーテンダーのミズキさんに聞いてみました。
「ご紹介や、今まで働いていたところから独立された作り手さんと新たに、というケースが多いでしょうか。どちらにせよ、必ず実際に飲んで確かめるようにしています。また、互いに信頼しあえる関係を築けるかどうかも重要ですね」
そうやって厳選された銘柄がそろっているのですね。
料理やソフトドリンクも充実
ビアカフェ ガンブリヌスさんは、和食出身のシェフいっちーさんが作る料理も評判です。




ビールのおつまみとして定番の生ハムやサラミ、フィッシュアンドチップスはもちろん、カンパチのレアカツや宇都宮餃子など変わったものまでそろっています。
なかでも、和食料理人の腕が光る出汁巻き玉子は特に大人気だそうです。オーダーが入ると付きっきりになってしまうので、平日限定とのこと。
国分寺の地場野菜「こくベジ」を使ったメニューもありました。


種類豊富なコンブチャや100%ジュースなどソフトドリンクメニューも充実しています。ミズキさんに聞いたところ、
「団体でいらっしゃったときに、お酒の飲めないお客さまがコーラかウーロン茶しか選べないのでは申し訳ないので、ノンアルコールメニューにも力を入れています。今後はノンアルコールビールやカクテルもそろえていきたいですね」とのことでした。

ユニークなのが、「こどもののみもの(ビール風あわだち飲料)」。子連れ大歓迎という、ビアカフェ ガンブリヌスさんならではのメニューですね。子どものころ、大人がビールを飲む姿にあこがれた人も多いはず。
さて、注文はどうしようかな?飲み物も食べ物もメニュー豊富で迷ってしまいましたが、とりあえず1杯目のビールは北海道上富良野町にある忽布古丹醸造(ほっぷこたんじょうぞう)さんの「ウポポ」という銘柄にしました。
おつまみは、常連の女性の方がおいしいとすすめてくださった「こくベジの茹でたて枝豆」を注文することに。
さわやかで軽快な王道のピルスナー:忽布古丹醸造「ウポポ」
バーテンダーのミズキさんが、泡の量に気を配りながらグラスに注いでくれました。丁寧で流れるような見事な手際に目をうばわれます。

こちらが1杯目のウポポです。フルーティーでさわやかな香り。上富良野町産のカスケードホップを使っているそうです。
苦みも心地よい軽快な味わいで、渇いたカラダにすーっと染みこんでいきました。

おつまみのこくベジの茹でたて枝豆も登場です。あざやかなグリーンに茹であげられた枝豆は、まさに旬の味。豆本来の甘みとコクが感じられ、ビールとの相性はばつぐんです。
何杯でも飲みたくなる:ワイマーケット「パイントグラブ」

2杯目は、愛知県名古屋市の醸造所ワイマーケットさんの「パイントグラブ」を頼みました。大きめのパイントグラスで何杯でも飲み進めたくなることを目指したビールとのことです。
パイン飴やタンジェリンを思わせる香りにキリリとした苦み。蒸し暑い日にぴったりです。
まるで野菜の宝石箱!こくベジ旬野菜サラダ
お料理2品目もこくベジを使ったメニューを頼みました。

こちらがこくベジ旬野菜サラダです。レタス、キュウリ、オクラ、アスパラガス、ミョウガなど旬の野菜がたくさん入っていて、いろどりも豊か。ドレッシングは、にんじん・ピンクオニオン・アンチョビの3種類から選べます。
今回はピンクオニオンのドレッシングをチョイス。野菜のしっかりした味と香り、それぞれの歯ごたえの違いが楽しめ、なかなかのボリュームでしたが最後までおいしくいただけました。
奥深い味わいの黒ビール:ヒノブルーイング「ししまいポーター」

3杯目は、毛色を変えて黒ビールを頼みました。滋賀県蒲生郡日野町の醸造所ヒノブルーイングさんの「ししまいポーター」。約8ヶ月をかけて作られた長期熟成のビールです。
濃厚でありながらキレもあり、香りも豊か。実に奥深い味わいでした。
がっつり満足の一品!若鶏とこくベジのチーズ焼き
お料理3品目は、濃厚な黒ビールに負けないがっつり系のメニューをということで、若鶏とこくベジのチーズ焼きにしました。

こちらも、ブロッコリー、ダイコン、ニンジン、トマト、カボチャなどなど野菜たっぷり。若鶏のジューシーさに、焦げめのついたチーズの香ばしさが加わり、大満足の一品でした。
麹米を使用した日本ならではのスタイル!箕面ビール×秋鹿酒造「猿山鹿男」
最後にちょっと変わったタイプのビールを飲んでみたかったので、カウンターにいるミズキさんに聞きました。
「日本酒のような味わいのビールがあるのですが、いかがですか?」と勧めてもらったのが、大阪府箕面市の醸造所箕面ビール(みのおビール)さんとお隣の能勢町の日本酒蔵元秋鹿酒造(あきしかしゅぞう)さんのコラボにより誕生した「猿山鹿男(さるやましかお)」。

こちらが猿山鹿男です。名前からしても、かなりの個性派であることは間違いなし。
確かにお米の風味と吟醸酒のような香りが特徴的で、今まで飲んだことがない独特の味わいでした。
和食の技が光る!出汁巻き玉子
お料理の締めに、評判の出汁巻き玉子を頼みました。

見るからにおいしそうですよね。口に運ぶと、ふわっふわとろっとろで玉子と出汁の旨みが口いっぱいに広がりました。
いっちーさんの作る料理はどれも本格的です。ビアカフェ ガンブリヌスさんは、お食事単体でもじゅうぶん楽しめると思います。
また来たくなる♪居ごこちののよいお店

現在、ビアカフェ ガンブリヌスさんのカウンターをまかされているミズキさんは、もともとはお客さんだったそうです。
「はじめて来たのは5年前の2021年です。当時は大学生でした。ここでビールの味に目覚め、通うようになりました」
2021年といえば、コロナ禍でしたよね?
「そうです。大学のキャンパスにはほとんど通えなかったので、人と人とのつながりを求めていたのかもしれません」
ミズキさんはその後、会社勤めを経て、オーナーさんから声をかけられビアカフェ ガンブリヌスさんに勤めることになったそうです。
「この店ではカウンターで対面での注文にこだわっています。今普及しているタブレットオーダーは確かに効率的ですが、やはりお客さまとのやり取りを大切にしたいので」

「ビール好きの方はもちろん、お食事を楽しみたい方やご家族連れの方まで、いろんな方々に来ていただきたいです」
カウンターでひとりでお気に入りの1杯をゆっくり味わうのもよし、仲間とワイワイ盛り上がるのもよし。
「すいているときは、テーブルでビールを飲みながらパソコンを広げてお仕事されている方もいらっしゃいますよ」
提供するクラフトビールには徹底的にこだわりつつも、幅広い人を受け入れる温かい雰囲気。国分寺の地で長年愛されている理由が分かる気がします。
みなさんも一度、ビアカフェ ガンブリヌスさんに立ち寄ってみませんか?お気に入りの一杯に出会えるかもしれません。
ビアカフェ ガンブリヌス
住所:東京都国分寺市南町3-16-5 第46東京ビル6F
アクセス:JR中央線・JR中央本線・西武国分寺線・西武多摩湖線「国分寺駅」から徒歩約1分
TEL:042-325-0484
営業時間:平日 17:00-25:00
土曜日 15:00-25:00
定休日:毎週日曜日&第一月曜日
駐車場:なし

























